和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

作業日誌 210603 / 鼻紋

f:id:non_moo:20210604082506j:plain

おはようございます。
朝の作業が終わって、朝ごはんを食べ終えた時間。いつもなら30分くらい寝るのですが、この時間を有効活用できないかと記事を書いてみました。
写真はお休みで訪れた中華のお店!ずっと行ってみたいと思っていて、先日ようやく足を運ぶことができました。
五目チャーハン、あっという間に出てきて味もおいしくて量も多い!満足です。
村の食堂はどこもハズレがないな~。

今日は全国的に雨風が強いとのこと。
こちらはまだ雨は降っていませんが、風がかなり強く、嵐の前触れといった雰囲気。
雨が降る前にお母さん牛の牛舎に乾草を運んでしまわなければ。
あとは往診予定の子牛を獣医さんに見せて、子牛の部屋を掃除して、家でおとなしくしていよう。
庭に植えた野菜たちが無事だといいんだけど…

昨日は子牛の鼻紋取りがありました。
鼻紋というのは、牛の鼻の模様のこと。人間の指紋のように、1頭ずつ異なった模様をしています。
和牛は血統が大切にされているので、売買や授精の際に個体を誤る(または故意に別の個体を利用する)ことは許されません。
ミスや悪意ある取り違えを防ぐために、和牛は必ず血統や名号を登録し、血統書のようなものを発行してもらっています。
牛のやり取りをする際にはこの血統書も一緒にやり取りを行い、記載された牛と実際にやり取りをした牛が一致していることを確認するため、血統書には鼻紋も記録されています。
鼻にローラーでインクを塗られ、半紙をペタッと押し付けられる子牛はなんともかわいらしい。

和牛の登録事業は複雑ですが、伝統を守るために整備されてきたのだろうと思います。
15分くらい寝ようかな…
今日もぼちぼち頑張ろう。