和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

2番草の収穫が終了しました!

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こんばんは。
無事に2番草の収穫が終わりました!
今回はテッダーにもレーキにも乗って、やっと少し感覚がつかめたかなという感じです。
できあがったラップサイレージを運ぶためのトラックにはだいぶ慣れ、緊張しすぎずに運転できるようになりました。力抜け過ぎて一度積み荷を落としてしまいました 笑

昨年は9月いっぱいかけて収穫を終えた、という感じだったのですが、今年は8月26日にスタートしてほぼノンストップで今日まで駆け抜けました。
8月末、第1弾が終わったころは「あんまり早く刈っても3番生えてきちゃうし、9月末までに終わればいいかな」と言っていたのに、8月31日、衝撃の第2弾開始。しかも夕方4時から。
これには驚きました。草を刈ってしまったらもうラップを巻くまでやらないといけないし、何より翌日、9月1日は水曜日、毎週水曜日は休みと決まっています。
「もしかしたら明日(休み予定ですが…)出てもらうかもしれないから、あとで’(今日の夜?明日の朝?)連絡するね」とのことでしたが、その日はずっと前から予定があり絶対に休みたい日で、牧草収穫の進捗をみながら「第1弾は終わり、第2弾もこのペースならまだ始まらない」と思っていた矢先の出来事でした。
結局その水曜は予定通り休みになり事なきを得たのですが、本当にハラハラしました。
親方には「スケジュール」という概念がありません。予定は未定。俺がスケジュール。
なぜなら、おそらく今まで相手の都合を考えながら作業したことがないからなんですね。これは親方の問題ではなく、一次産業ゆえの考え方だと思います。
一次産業は生産そのものを担っているため、基本的にいつも「お客様」の立場です。なので、基本的にいつも融通してもらう立場にいます。
もちろん休日予定の日に出勤したときは別の日を休みにしてくれるのですが、「私たちにも予定があるかも?」という考えはあまりないような雰囲気です。
大抵の場合は支障ないのですが、美容院などの予約が必要な施設や友達との約束など、ドタキャンすることになってしまうので心証が悪く、ちょっと困ります。
かといってあらかじめ「今週の水曜は必ず休ませてくださいね!」というのもなんか変だし、「水曜出勤になりそうなときは事前に教えてくださいね」とも言いづらいし、難しいところです…
「休日」という1日単位でもそうだし、日々の作業においてもわりと子牛の部屋を掃除して新しいワラをたっぷり入れたあとに突然「ここの子牛移動するか!」みたいなことがあり、ひえ~それなら新しいワラ入れなかったのに~~~みたいな場面が多く、もう少しスムーズにやり取りできたらいいな、と思っています。

なんだかんだありますが、とりあえず今シーズンの畑仕事は終了!
お疲れさまでした~。