和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

1208-11 / 外出多めな4デイズ

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こんばんは。だいぶ間が空いてしまった。

◆12月8日(水)
朝の作業を終え、ある説明会を聞きに帯広へ。
今後の私たちの目指す方向についていろいろ教えてもらえた。
こんな恵まれた環境で就農目指せるなんてすごくラッキーだよと言っていただき、やる気が出る。みんな応援してくれている。
写真は「銀シャリ亭 くまだ」で食べたカキフライ定食。信じられないくらいおいしかった…
銀シャリ亭の名が示すとおり白ごはんがめちゃくちゃおいしく、そこにサクサク衣でアツアツ、油とカキのうまみがじゅわっと染み出すカキフライが最高に合う。タルタルソースももったりしていて食べ応え抜群、大満足の昼食になった。
夕方の作業を終えて、H町に向かう。
明日から農業簿記の宿泊研修があり、その前入りをするためだ。
持ち物の中に証明写真があるのに出かける直前で気づき、慌てて道中で撮影する。1回900円もするのね…1枚しか使わないのに……
ついでに夜ごはんとお酒も買って、研修施設に到着。
今回の研修にはかつての同級生で現在農業に従事している友達も参加しており、再開を祝って乾杯。明日から一緒に研修を受けるメンバーも何人か一緒で、同世代の農業従事者と話せて新鮮だった。わりと飲んで、いい気持ちで就寝。

◆12月9日(木)
朝から夕方までみっちり座学。座席が一番前のドセンターで気が抜けない…
施設が思ったよりずっと清潔でWi-Fiも飛んでおり、ごはんも量が多くて(というかバイキング)おいしい。ほかに女性の宿泊者はいないようでお風呂が常に貸し切りなのも嬉しかった。
慣れない数字とにらめっこして疲れたけど、少しずつ内容が掴めてきた。
夜は町まで出かけて前述の同級生や近くに住む友達と夜ごはん。
心許せるメンバーで遠慮せずにご飯をたくさん食べられ大満足。ポテトフライ、唐揚げ、お刺身、たち天、くじらベーコン、たこわさ、グリルチキン、豚串、ふんわか蒸し、どれもこれもとってもおいしかった~。
大皿で来る料理はどれだけ食べていいものかわからず、あまり食べられないことも多いのでたっぷり食べて飲んでお話できる飲みの席は本当に貴重。楽しかった!
偶然居合わせた友達の知り合いの方々も紹介していただけて、いい時間を過ごせた。
2軒目で宿泊先の門限ぎりぎりまで飲んで、この日も大満足。
勉強しに来たのか、飲みに来たのか、よくわからなくなってきた 笑

◆12月10日(金)
この日も夕方まで座学。演習問題の最後までなんとかたどり着く。
友達や研修で知り合った農家の卵たちに別れを告げて家路へ。みんなそれぞれの場所で頑張ってるんだなあ。
へとへとで夕飯を作る気力も沸かないだろう、と思っていたが意外と早く家に着いたのでうどんを作った。

◆12月11日(土)
久しぶりに牧場へ。最近本当に憂鬱になるときがある。
「考えないようにしよう」と思うと考えてしまうので、「牛のこと、応援してくれる人のことを考えよう」と意識することにした。
牧場は平常運転。午後の休みで借りていた「対岸の彼女(著・角田光代)」を読み終える。表紙というか装丁にすごく見覚えがあるので実家にあったんだと思う。読んだ記憶もかすかにあるのに内容は全く覚えていなかった。
角田さんの書くお話は日常の中に上手に非日常が滑り込んできてとても面白い。
中高生の頃って本当に学校の中がすべてで、本作の書かれた当時はインターネットもないし、孤独感や疎外感って今より強かったかもしれない。今はインターネットが当たり前になりすぎて別の問題が生じているのかもしれないけど…
次は「ラブレス(著・桜木紫乃)」を読むぞ。
明日はお休みで、就農をサポートしてくれる機関の方とランチという名の相談をさせてもらう予定。
話だけでも聞いてもらって、ちょっと楽になれたらいいなあ。

みなさんも良い週末を!