和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0322 / 低空飛行

こんにちは。
東京では桜の開花宣言もあり、いよいよ春本番のようだ。
十勝でもビートの育苗が始まっているようで、少しずつ畑の準備が始まっている。
私たちも畑の雪が溶けたら石拾いからスタートだな……

◆3月22日(火)
てんでダメな1日。
午前中特にやることがなくウロウロしていたら、親方からモクシ(牛を捕まえて繋いでおくためのロープ)を編んでおいてほしいと頼まれた。
任せておくれと作り始めたはいいものの、散々な出来栄えに……
午前中いっぱいかけて作ったのに親方チェックを通ることができず、全て解かれてしまった。
見かねた親方が作り方をもう一度イチから教えてくれて、いくつかの勘違いに気づく。
今度はもっと上手にできると思うけど、チャンスを与えてもらえるかどうか……
結ぶ、編む系を覚えるの本当に苦手だ。苦手だってわかってるのに積極的に練習しないところが良くないとは思っている。
結局、この日の午前中はモクシを編んで解いただけで終わってしまった。
途中獣医さんが子牛の診療に来てくれた。この子牛はミルクを飲む時にゼロゼロいう癖があり、誤嚥がひどくならないうちにということで診てもらった。
私はそのうち良くなるだろうと思っていたのだが、おかみさんにこんな様子なら診てもらわないとダメだと言われて今日の往診に至った。結果、注射を打って夕方にはゼロゼロがだいぶ治ったので、おかみさんの言う通りもっと早く診せておけば……と後悔。
子牛に注射を打つ時は動かないように押さえている必要があるのだが、この日はなんかぼーっとしていて外で見ていた夫に「ちゃんと押さえないと!」と言われてようやくがっつり保定する始末。
帰ってきてブログの更新など。「休止時間」の設定はなかなか効果的だ。
夕方の作業を終え、唐揚げを仕込む。我が家で愛用している「くばらのあごだし」のパッケージにあごだし唐揚げのレシピが載っていて、いつか絶対作ろうと思っていた。
仕込むといっても鶏肉100gあたり大さじ1のあごだしを加えてもみ込み、置いておくだけ。
夜ごはんを作るときに片栗粉をまぶして揚げ焼きにしたら完成。いつもは600gくらい揚げるが、今回は食べきりで300gちょっとだったのでフライパンで一度にできて効率よし。
副菜は、玉ねぎとベーコンとしめじをスペースパンに並べ、オリーブオイルをかけて魚焼きグリルでこんがり焼いたもの(焼きすぎてベーコン炭化してしまった)にした。
そしてついでに作ろうと思い立ったニラ醤油の冷奴!どうでもいいけどネットでレシピを検索するときは味の素やニチレイなど企業のサイトか、推している料理研究家の方のものにすることにしている。
今回は味の素のサイトに載っていた、刻んだニラに醤油と味の素を加えて馴染ませる方法を採用。これがやみつき系の味でおいしかった。
日記を書いたり絵日記を描いたりしていたらあっという間に寝る時間になった。
仰天ニュースでコロナが原因で夫婦関係が壊滅したというトピックを見る。コロナに対する姿勢の違いで人間関係にヒビが入った人は多いだろうな。
夫婦だけならまだしも、子供が巻き添えになっているのはかわいそうだ。「気づいてる」お母さんと常識的なお父さんに挟まれ、どちらの言うことを信じればいいかわからなくなってしまう。お母さんに引っ張られて盲目的に反マスクや反ワクチン的な発言をしていればお友達も引いていくと思うし……
近しい人がいわゆる「気づいてる人」になってしまったら苦しいだろうなあ。本人はきっと「真実を教えてあげなきゃ」という正義感から行動するのだろうけど、それが原因で孤立してしまい、余計にお仲間同士の絆が深まっていくんだろうな。つら。

今日はこのあとお彼岸のおはぎ用にもらったあんこでどら焼きを作り、自動調理なべで夜ごはんを仕込もうと思う。
それではまた👋