和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0331 / つながる絵

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こんにちは。ついにこのブログも一周年!
その記念すべき日の写真がずらりと並ぶCHILLOUTってどうなの 笑
たわいない日常ブログとして、これくらいの空気感で続けていこう。
ちなみに脇にあるストッカーにはアサヒザリッチと夫のお気に入り・フォーナインが入っている。この写真を撮ったあと反対側に宝酒造の缶酎ハイと私のお気に入り・すみかも並べて、週末の晩酌への備えはバッチリだ。

◆3月31日(木)
この日は午後に控えるラジオ収録に向けて朝からそわそわしていた。
午前中は牛舎の掃除。コクシジウムに感染した牛がいるのでその診療。
ついでに哺乳の時に喉がゴロゴロする子牛も診てもらった。
前にも一度診てもらってだいぶマシになったが、まだ少し気になる。
獣医さん曰く気管と肺に問題はないそうなのでこのまま様子を見ることになった。
元気っ子でミルクを飲むスピードが早いことも影響しているだろうな。
午前中の作業を終え、昼ごはんを食べていよいよ収録へ!
身構えていたけれど楽しくおしゃべりしているうちにあっという間に時間が過ぎ、リラックスして過ごすことができた。
絵日記も褒めていただいて嬉しい。趣味で始めたイラストが少しずつ日の目を見る機会が増えて、なんだか不思議な気分。
思い返せば就職して初めて仕事らしい仕事をしたのもイラストがらみだった。配属されてしばらくは大きな仕事がなく、空いた時間に現場との目合わせのために「子牛の健康状態チェック」という絵を描いて牛舎に掲示した。それが上司の目に留まり、もっと多くの人に知ってもらおうということでパンフレットに掲載されることになったのだ。
研究職として入社していただけに、データや成績が成果物になると思っていたけれど、新米の自分にもできることがあったというのがとても嬉しくて自信に繋がった。1年目の手描きのイラストにもきちんと目を向けてくれていた当時の上司には本当に感謝している。

収録の中で、「牛のことを怖いと思ったことはないの?」という質問を受けた。
怖いと思ったことは、ある。しかしそれは牛の存在に慣れてから、「こんな狭いとこで暴れて怖いなー」とか「子牛に近づいただけで向かってくるなんて凶暴だなー」という具体的な怖さで、牛の存在そのものに対して恐怖心を感じたことはなかった。
なぜかと言われると全くわからないのだが、最初からそうだった。5歳で初めて乗った馬から落っこちても、恐れが芽生えることはなかった。子供の頃から汚れることに抵抗がなかったのも影響しているかもしれない。今でも泥だらけになることに抵抗はない。肌なら洗えば落ちるし。服に水っけのある汚れがつく方が勘弁だ。
……とか言いながら、興奮した牛がこっちに向かってきたら避けちゃう時も多いけど 笑
恐怖心が無さすぎてもいつか痛い思いをしそうなので、警戒心は忘れないようにしよう。

たくさん質問をしていただいて、自分のこれまでの道のりや将来の希望などを改めて考えることができた。
「発信するだけじゃなくて、酪農・畜産業界に興味のある若者たちの声もちゃんと聞いていかなきゃね」と言っていただいたのが心に残っている。こんな暮らしだよー!楽しいよー!だけではなくて、どんなところが気になるのか、どんなふうに関わりたいのか、私も聞く機会があればいいな。

帰宅して夕方の作業をこなしている頃から頭が痛くなってきた。
不定期に訪れるいつもの頭痛だ。夕方あたりから頭の前側が痛くなり、やたら欠伸が出る。
薬を飲んでも良くならず、コーヒーを飲むと少しマシになり、寝ると回復する。
運動は諦めて夜ごはんを作って食べ、コーヒーを飲んで騙し騙しブログの更新などして就寝。

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今日は頭痛もすっかり良くなり、夜はゆっくりゲームできそうだ。
それではまた👋