和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0418 / 手詰まり感

イイゾ〜これ

こんにちは。最近は日中身体を動かすと汗ばむくらいの暖かさ。
冒頭の文書は夫がちょして(ちょす:北海道弁。イタズラして・ちょっかいかけて)書いたもの。そのまま残しておく。夫はこの界隈のネットミームが大好きで、知り合って初めての待ち合わせのときに「ファッ!?」と送られてきてマジかと思った記憶がある 笑

◆4月18日(月)
休み明けは毎度緊張する。私の担当の子牛の状態が気がかりだ。
💩の状態はイマイチだった。休みの日はどうしていたか尋ねると「普段どおり哺乳した、どうするかは自分で考えて」とのことなので作戦を練る。休み前まで使っていた添加剤をやめて、別の添加剤を試してみよう。
産室の掃除をしていると、親子一緒にいる子牛が下痢をしている。これはまずいと思い、報告する。特に指示はなかったのでそのままにしておく。
朝の作業を終え、朝ごはんを食べて牧場へ。下痢している子牛をお母さん牛から離したいが、入れる部屋がない。唯一空いている部屋は直前まで別の下痢している子牛が入っており、消毒してから移動したい。そこにはもうおかみさんが石灰を撒いて準備してくれていたが、どうしても消毒したく壁にだけ消毒液をかけた。
それがあまりよくなかったらしく、早く移動させたかったのに壁を濡らして、せっかく撒いた石灰も湿ったし、なぜそんなことをしたのかと聞かれる。どうしても消毒したくて……と話すもうまく伝わらない。朝報告したけど何も答えてくれなかったじゃないですか、とつい口にしてしまう。
こうなるともうおしまいである。お互いあーだこーだ言って午前中が終わってしまう。
もう無理だ。第三者に入ってもらうしかない、と強く思う。私たちの仲を維持できないのは仕方ないとしても、それでコミュニケーション不足になって子牛の管理に影響が出るのは良くない。
好きにやってもダメ、つど確認するのもダメ。私にどう動いて欲しいのかがわからないので、第三者に確認してもらうことにした。

ヘルプの連絡を入れてお昼ごはんを食べ、本を読んでお昼寝。
返信のないまま夕方の作業に入りちょっと切なくなっていたら(数時間も辛抱できないのかという話だがw)、一緒に夕飯でもとメッセージをいただいた。行きます!と速攻で返事する。今日は運動する気にならんなあと夫と話していたところだったのでタイミングもよかった。
作業を終え帰宅し、身支度をして出発。3時間みっちり話を聞いてもらえて心が晴れた。親方たちの考えも聞いてみますと言ってもらえて安心する。
牧場にいるとつい視野が狭くなってしまうが、周りには応援してくれる人がたくさんいる。それに慢心せず、向き合うべきものは何か見極めて過ごさないとなあ。
帰って缶ビールを飲んでブログを更新し、就寝。

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うまく波乗りして日常を過ごしていきたい。
最近暴食が続いて身体が明らかに重くなってきている……
それではまた👋