和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0503 / 続々・「金カム」など

おはようございます。
日中と夜の時間を空けようと、朝に更新してみる。

◆5月3日(火)
寝不足続きで眠たい。午前中は牛舎の掃除や乾草の補充。
古い牛舎は2階建てで、2階が乾草の保管場所になっていた。
2階の床に開いている穴から乾草を落として1階の牛たちに給与するという仕組みだ。
今は乾草庫が別にあるので保管には利用せず、使う分の乾草だけ置いている。
乾草をロールではなくコンパクトという四角い形にまとめていたときは、乾草を2階に運ぶ「乾草上げ」がとても大変な作業だったそうだ。だったそうだ、というか大変だ、と言うべきか。学生の頃一瞬所属していた馬術部では乾草上げが行われており、私も経験したことがある。
2階からわっさわっさと乾草を落とし、1階に入れた敷料用の麦稈ロールのネットをはがし、哺乳ロボット牛舎に移動して子牛に哺乳のお勉強をさせる。最近引っ越してきた子牛が曲者でなかなか覚えてくれない。
最初は調子よく飲んでいたのに、最近スン……と飲まなくなってしまった。ためしに哺乳瓶を使ってみるとぐいぐい飲むのでお腹が空いていないわけではなさそうだ。
きっと哺乳ロボットの乳首が飲みづらいなど気に入らない要因があるのだろう。そこで「哺乳瓶という選択肢もある」と知ってしまうと絶対に哺乳ロボットから飲んでくれない(牛は超頑固)と思われるためあまり哺乳瓶は使いたくないが、ミルクを飲まずに栄養が不足するのも困る。牛と人間の根競べである。
せっかく哺乳ロボットあるんだからそっちから飲んでほしいなあ。

午後は昼ごはんついでに夜ごはんを仕込み、ゴールデンカムイを読む。
夕方の作業を終えてエアロバイク、シャワー。夜ごはんはできていたので温めて盛り付けるだけ!やっぱり楽だし早いなあ。
昼間にたっぷり時間があるのだから、どう考えてもその時間を利用して夜ごはんを作った方がいいよね。ただ炒め物とかはできたての方がおいしいから食材を切るくらいにとどめておいた方がいいな。
早めに夜ごはんが済んだのでゆっくりゴールデンカムイを読むことができた。190話まで読んだのであと150話!このペースなら読み終われそうだ。

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今日は雨の予報だけど今のところその兆しはない。
それではまた👋