和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0518 / 状況判断力を上げたかった日

こんにちは。今日は少し涼しい。天気予報だと気温上がりそうだったんだけど……
今週はこれといった大きな作業がなく、ゆるゆると週末へ向かっていて気が楽。
昨日のミッション:絵日記を描く✅達成!
6日分溜まっていた……

◆5月18日(水)
最近少し目覚めがいい気がする。少しだけ。
なんというか、ここ数年「身体が軽い!元気!」みたいな日って全然なくて、基本的に疲れている気がする。調子いいなと思うときも疲れは静かに沈殿している感じというか……30代になるとこれがデフォルトなのか。
時間があればいつでも眠れるし、いつまでもボーッとしていられる。
なんか栄養素が不足してるのかな。慢性的な睡眠不足はあると思う。6時間は確保してるけど、本当は7時間以上寝たい。
夫はわりといつもシャキッとしていてうらやましい。昔アプリで睡眠の質を計測したら、夫はものすごく深く寝ているという結果になっていたからその辺が関係しているのかも。
もう少し健やかになりたいなあ。

午前中は牛の移動。肥育牛舎に肥育牛のタマゴを移動させ、空いたマスに育成牛のタマゴを移動させる。
この作業も男性陣がバディを組んでやっていたので、邪魔になってもなと思って私は掃き掃除とか麦稈ロールほぐしとか地味な作業で時間をつぶす。
ついにやることがなくなって様子を見に行き、ちょっと手伝う。無事に終わったようだ。
そのままの勢いで子牛の除角も済ませる。哺乳ロボットで使う首輪もつけて、哺乳ロボット牛舎へ移動する準備はばっちり。
さて乾草を補充して午前中の仕事はおしまい、というところで夫に「牛の移動のときいなかったけど、俺と2人でやるってなったらできるの?」と聞かれて戸惑う。
これまで牛の移動は「男の仕事」で、私がしゃしゃっているとおかみさんにいい顔をされず、なるべく手伝わないようにしてきた。でも、いい顔をされていない、ということに気づくまでは一緒に作業していたので作業の流れは理解しているつもりだ。
そんな状況で急に「できるの?」と聞かれたら返事に窮してしまう。作業自体はできても夫の理想通りのムーブができるかと言われたら自信ないし、「できる」って答えて実際動けなかったらそれはそれで詰められるし……
「今日牛逃げて捕まえるのに苦労したんだよ、騒がしいと思わなかった?」ああ、それでムッとしているのか。確かに、牛が逃げたときに一番必要なのは人間である。牛の進路を誘導してどこかに追い込むためには、ひとりでも多い方がいい。たしかに、緊急事態なのにそれを察さず出動しなかった私に落ち度がある。牛がいつもよりモーモー鳴いているのは、単に移動で新しい牛たちが興奮しているのだと思っていた。
どうも私は自分の作業に没頭してしまうクセがある。ときおり男性陣の様子はどうかな、と伺うようにしよう。
しかし、どうして私ばかり下っ端扱いなのだろう。親方夫婦に言われるならまだしも、夫にまで「できるの?」と詰められるのは納得いかない。それ以外にも「頼むよ」とか「しっかりしてよ」とか言われるし、なんでそんな先輩ヅラされなきゃいけない??とムカムカしてくる。
手伝ってたらあっちからクレームが入り、手伝うのをやめたら今度はこっちからクレームが入る。なんてことだ!今はおかみさんが牛舎に出てくる頻度も減ったからね、状況判断をもっと上手にできていればよかったかもしれないね。
状況判断、本当に苦手だ……

夫は器用で体力もあり、運動神経もいい。要領が良くてすぐにコツをつかむ「できる側」の人間だ。「普通にやればできるのに、なんでできないの?」と思うことが多いのだと思う。
一方私は「普通の人はできるのに、なんで私はできないんだろう」と思うことばかりの人生を送ってきた。この溝はきっとずっと埋まることはない。
思っていることを伝えながら、私もスムーズに動けるように工夫をしながら、人生泳いでいきたいね。

昼ごはんを食べてブログ更新、ネットサーフィン、dマガジン、お昼寝。
午後の過ごし方までルーティン化されてきた。いい傾向……なのか?
夕方の作業のあとはエアロバイク、シャワー、料理。スキレットに砂肝を入れ、ボウルをかぶせて蒸し焼きにした。もう一歩おいしくできる気がする。
冷凍のミックスベジタブルを使ったチキンライスはおいしくできた。意外とレンチン一発のやみつきエリンギがいちばんおいしかったかもしれない。
THE DANCE DAYを見ながら絵日記を描き、就寝。優勝したKUROKOすごかったな。
でも私はパワーパフボーイズがいちばん好き。

===

買い出し行かなきゃいけないのにこんな時間!
それではまた👋