和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0525 / バトル?

こんにちは。今日は穏やかな天気で気持ちがいい。
ゆっくりアイスコーヒーを飲んでネットサーフィンして、更新終わったら夜ごはん用のからあげを作ってしまおうかな……
昨日のミッション:絵日記に色を塗る✘未達!今日に持ち越し。

◆5月25日(水)
それはそれは散々な1日だった。
午前中は品評会用の牛を洗ってもらう。おりこうさんに洗われている牛はチャーミングだ。
この日は車検が終わった車を回収して、ついでに週末会うことになっている前職の大先輩に渡す手土産を買うことにしていた。夫の車で整備工場に向かい、帰りは2台で帰ってくるという算段だ。
帯広へ向かう途中でガソリンを入れていると、整備工場から電話がかかってきた。私はカーリースを利用しており、車検やエンジンオイルの交換、自動車税などもリース料に含まれている。今回リース料に含まれていない重量税の支払いが発生するので、現金を持ってきてねという内容だった。
それだけなら単純な話なのだが、厳密には重量税がリース料に含まれていないわけではなく、リース会社から私の口座に相当額を振り込んであるのでそれを引き出して整備工場に払ってね、という内容だった。たしかにちょっと前に重量税についてのはがきが来ていた。ただリース料の引落口座を確認しても該当の取引はなく、戸惑う。
よくよく探すと、昔使っていた口座に振り込みがあった。リースの契約をしたときに登録した口座だ。入籍や転居をした関係でその口座はもう使っておらず、リース料の引落口座を変更していたので、当然重量税を扱う口座も連動して変更されていると思っていた。面倒なことになったなあ……
私たちは重量税の通知はがきを見て、てっきりリース料と併せて当月だけ重量税が追加で引き落とされたものだと勘違いしていたのだ。

電話を受けてあたふたしている私を見て、なぜか夫の怒りボルテージが上がっていく。このとき私も焦っていたので失念していたのだが、夫は「手違い」とか「不備」とかがとても嫌いだ。今回は初めての車検だったうえに「振り込まれたものを引き出して現金で支払う」という構図が理解できずに余計ムカムカしたらしい。
私も、夫も、はがきの内容をちゃんと読んでいなかったし、重量税の支払いについて理解していなかった。いま電話で教えてもらって振込を確認したので、整備工場に着いたら手持ちの現金で支払えばよい。それだけの話なのに、「そんな話だったなんて知らない!はがきなんて取っておいてない!」と声を荒げる夫にイラッとして「自分が知らなかったって話なのになんでそんな怒るの?」とつっかかってしまう。
これが「お前の車なんだからお前が確認しておけよ!」という怒りならまだわかるのだが、「知らない!わからない!」とイライラされると私も委縮してしまうし、感情を振りかざすのはやめてほしかった。

まぁ~しかしお互い冷静でないのでどんどんヒートアップし、「とりあえず静かにしろ!黙ってくれればそれで済むのに」「黙らないよ!自分だけそうやって感情的に怒鳴って、私が黙ってハイおしまいってのは違うよ!!」「「くぁwせdrftgyふじこ」」となってしまった。史上最大音量でお互い叫んでいた 笑
当初予定していた買い物もナシになり、私が帰りにひとりで買い物してくることになった。そのため整備工場には予定よりずっとはやく到着した。
車を回収し、気分転換がてら買い物へ。自分用に今井真実さんの本を買った。家で夫と顔を合わせるのが嫌なので夕方の作業が始まるぎりぎりに帰宅。

夕方の作業を終え、無言で帰宅、料理、エアロバイク、シャワー。
こんなムカつく相手に料理を作らにゃならんのか、と思ったが怒りに身を任せて料理をボイコットするのもなんだかなあ、と思ってまだ事件が起きる前にリクエストされていた肉じゃがを作った(自動調理なべが)。
ビールを飲み始めたくらいからようやく心がほぐれてきて会話が戻ってきた。
夫は私に怒っていたわけではなく(煽る私にはムカついたそうだが)、からくりの不明瞭な手続きに対してイライラしていたようだ。
ここ最近仕事の兼ね合いでストレスが溜まっており、お互い心のキャパが狭くなってしまっている。牧場の継承を目指し、経営を交代する年月は決めたものの、具体的な話がなにひとつ見えてこない。牧場の状況も研修開始時とは変わっている。私は明日は明日の風が吹くタイプなのでそこまで不安視していないが、先の見通しが立たないと安心できないタイプの夫には厳しい環境みたいだ。自分たちで動ける範囲が狭いのもストレスになっている。

寝るころには「今日マジ怒り疲れたわw」と笑えるくらいになっていた。

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長々書いていたらからあげの時間がなくなってしまう!
下味をつけるところまでにしておこう。
それではまた👋