和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0626 / レーキデビュー!しかし……

おはようございます。今日は天気がどうなるか予想できず、昨日の時点で牧草収穫をいったんストップしていた。
夜の間にひと雨降ったようだから止めてよかったのかな。今はお日様照りてり。でも明日からずっっと天気悪いから、今日はできた牧草ロールを運ぶだけ。
ここまで書いて朝寝をしてしまった。ということであらためてこんばんは。
無事にロール運びが終わって1番牧草第1弾が終了。1/3くらい終わったかな?

◆6月26日(日)
この日も暑い……牧草日和だけど身体はしんどい。
作戦会議の結果、午前中にテッダーをかけて午後から丸めていくことに決定。
夫と私、2台でいざ出陣!ひたすらテッダーをかけて牧草を乾かす。
気温が高く、風も強いのでどんどん乾いていく。午前中いっぱい作業して確かめたらかなりいい具合に乾いている。
M牧場は乾草をメインで使うため、本当はあと数日お日様にあてて乾かしたいところだが、翌日以降の天気がいまいちなので今回刈った分はこの段階でロールにしてラップを巻き、ラップサイレージにして保存することにした。
牧草ロールをラップで巻くと、密封されて発酵が進み、ラップサイレージというものになる。発酵しているので長期保存が可能になるうえ、雨の影響を受けないので建物がなくてもそのへんに積んで保存できるのがいいところ。
ラップに穴が開いて空気が入るとそこからカビて残念な結果になるのでそこだけ気を使う必要があるけど、使い勝手の良い牧草の保存方法である。

特にトラブルなくテッダーがけが終了し、お昼ごはんを食べていよいよ丸める作業に入る。
私は緊張していた。牧草ロールを作るためには、散らした牧草を集めなければいけない。その作業に使うレーキをひとりで操作しなくてはならないからだ。
今まで何度か乗せてもらったことはあったが、親方やおかみさんが同乗して補助してくれていて、実質私は操り人形状態。ひとりでの運転には不安しかない。
それでもやらねば始まらない。デモンストレーションとして親方が小さい畑の草を集めてくれるのをじっと見てイメージトレーニングをする。
そしていよいよ私が乗るときが来た。親方はわりと「試行錯誤して学んでいってね」というスタンスなので、「わからないことあったら電話して~」とすたすた去っていく。
よし、とトラクターに乗り込みエンジンを……エンジンを……かからない。ええ。しょっぱなから参った。さすがにエンジンかかりません><のヘルプは出せないので、今まで教わったあれこれを思い出し、ギアをニュートラルにすることを思い出す。無事エンジン始動。
それからもいろいろあって結局ヘルプの電話もかけ、なんとか集草作業はあと1列を残すのみとなった。ここで事件発生。
バックして最後の列に入ろうとしたところ、回転しているはずのレーキのツメが止まってしまったのだ。私が集めた草をロールベーラーで回収しながら巻いていた夫が近づいてきたのでヘルプを求める。

「なんか……PTO(動力)が回らないんだけど」「えっ??……あーこれPTO取れてるじゃん!」
なんとまあ。私がへたくそな牽引バックをして車体とレーキがくの字になって接続部分に負荷がかかり、そこが折れてしまったようだ。
作業のコツをつかんだと思っていただけに落ち込む。車体がまっすぐならなんとか動きそうなので、親方と交代して最後の1列を集めてもらい、いちおう作業は終了。
最後の最後でよかった。これでまだ作業しなきゃいけない畑が残っていたら大打撃すぎる。

そんなこんなでテンションは下がったが、無事に収穫作業を終えられてひと安心の1日だった。
帰宅してエアロバイク、シャワー、料理。この日は手作りテンメンジャンを使ってホイコーロー風に。下ごしらえが済んでいるとやっぱり早いなあ。
あまりの暑さにこの日もビールを飲み、ブログを更新して就寝。お酒が入ってると改行とかが雑になることがわかった。

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明日から涼しく、天気も悪くなるようだ。
それではまた👋