和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0727 / 水のトラブル

こんばんは。今日も今日とて牧草収穫!あさってにはロールにできるかな。

◆7月27日(水)
この日は午後から夜にかけて夕立が降る予報だったので無理に乾かすことはせず、牧草畑はそのままにしておく。
午前中、男性陣は機械のオイル交換、私は適当に掃除などなど。
あんまりやることないなー、そろそろ乾草補充する時間かな?と思いながらつなぎ牛舎に入ると、ありました、大仕事……

写真じゃちょっとわかりづらいけど、飼槽に水がたっぷり溜まってしまっていた。
いちばん手前に写っている銀色のお椀のようなものが牛が水を飲むためのウォーターカップという道具で、中のベロを牛が鼻で押すことで水が供給される仕組みになっている。
何らかの原因でベロが押されっぱなしになってしまい、水が延々と出続けて写真のような状況になってしまったのだろう。
朝の作業のときには異常なしだったのに、なぜこんなことに……朝の作業が終わってわりとすぐ事件が発生したらしく、飼槽に入れていた飼料も水びたしになってふやけてしまっている。
さっそく排水に取り掛かる。幸いこの牛舎にはバーンクリーナーという牛のトイレ的な(≒ゴミ箱的な)設備があるので、そこにスコップでばしゃばしゃ水を捨てていく。ふやけた飼料や濡れた乾草も捨てる。もったいない……
ひととおり掃除が完了したが、原因を突き止めたい。実は同じ現象が数日前にも起こっており、そのときは牛のいたずらや何かが詰まった一時的なものだと思っていた。
また数日後に同じことが起こっては困る。困るというかめんどくさい。笑
ちょうどオイル交換が終わったようで夫が歩いていたのを呼び止め、ウォーターカップのチェックをしてもらう。どうやら写真に写っているウォーターカップが悪さをしているようだ。
部品を外すと中に草の塊みたいなものが詰まっていた。これがなにかの拍子にベロを固定してしまい、エンドレスウォーターになってしまったのだろう。
そう思って部品を掃除して元に戻したが、どうにも水の出が悪い。なんかよくわからんから交換するか!ということで新品に交換したら、いい具合になった。

なんか釈然としないけど解決ということで、午前中の仕事は終了。
午後から購入した麦稈が到着する予定だったのがナシになり、夕方の作業まで休憩になった。ラッキー!
仕事するつもりでいた勢いを利用して食材の下ごしらえをする。この日の夜ごはん用にスープカレーも仕込んだし、自動調理なべで翌日の夜ごはんに手羽元と大根のさっぱり煮も作っちゃったもんね。
野菜も全部切って、きのこもほぐして、これで当面は楽できそう。

夕方の作業を終えて帰宅、散歩、シャワー。スープカレーを温めなおし、冷凍のねばねばサラダと何食べたんだっけ。
夜ごはんのあとはブログを更新しつつだらだら。ちょっと早めに就寝。

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牧草収穫の終わりが見えたら見えたでなんというか……疲れた感じがする。
あと少しほんのちょっとってときのよそ見Ohいちばんの注意ポイントだから気をつけなきゃね。

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それではまた👋