和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0812 / 置いてけぼり

こんばんは。
今日はいい天気!夜には涼しい風が吹いて過ごしやすくなり、いかにも北海道の夏という感じ。

◆8月12日(金)
ええと、何したんだっけな。夫は件の全国大会まで、出場牛の調教に励む。
農協の方が本当に一生懸命いろいろ教えてくださるので、一緒に頑張っていきたい。
私は子牛の引っ越しと空いた部屋の掃除をした。
全国大会に向けて作戦会議が行われ、私は留守番が確定したようだ。
留守番かぁー……何となくわかってはいたけど落ち込む。せっかくのチャンス、できたら行きたかったなあ。せめて行きたいかくらい聞いてほしかった。
私は地域でお揃いで作ったポロシャツもあたってないし、そもそもM牧場チームの一員としてカウントされていない気がして悲しい。
それなら全力で留守番を……と思うが、当日は私の他にもヘルプで近くの農家さんを呼ぶらしく、ひとりで牧場を任せられるに足る人間とも思われていないようで悲しさマシマシ(おそらくそうではなく、私ひとりで留守番だと負担がデカ過ぎるのでそれを緩和させてあげたいという気遣い)。

午前中の作業を終えて帰宅し、とりあえずお昼ごはん。
なんだか何も手につかず、長いことお昼寝。疲れもあってグースカ寝てしまう。
夕方の作業へ行って帰宅し、シャワーを浴びて料理。冷蔵庫の中身一掃!ということで冷凍のジンギスカンをメインにズッキーニのお焼き(にしたかったけどもんじゃ風の何かに……)とこれまた冷凍のフライドポテト。チグハグだけど何とか完成してよかった。
夫は夫で、全国大会で牛を曳く係に任命されド緊張している。お互い違うベクトルで気持ちが揺れており、あまりいい状態ではない。

それもこれも、全てが私たちの意思と関係ないところで勝手に決まってしまうからである。今回の件だけではなく、牧場のスケジュール全般で言えることである。
その日出勤して突然「今日○○することにしたわ〜」と言われるくらいの小さなことなら我慢できるが、ある日突然牧場の労働力が一人減り、夫婦一緒に休める日が前触れなく数年間消滅する、とかそういう感じなので辛い。
労働力が減ることは前もってわかっていたのだから、○月から勤務体制を変えようね、と相談して(あるいは決めて報告でもいい)くれさえすれば、それまでに都合つけて夫婦でお互いの実家に顔出すとか、お世話になった農家さんのところへ挨拶に行くとかできたのに。今の体制だと夫婦で日中出かけることもままならないし、一緒に泊まりがけでどこかへ行くなんて絶対に無理(それに、いつになれば出かけられる日が来るのかも全くわからない)。計画性のなさが与える影響がデカすぎる。
今回私が留守番するのもこの労働力問題に因るところが大きく、もうちょっと前々から何とかならなかったのかなと思うとモヤモヤする。

夜ごはんのあとは晩酌しながらブログを更新して就寝。

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最近前向きになれるニュースが少なく、ネガティブな記事が続いて申しわけない🙏
あとから読んで「こんな時もあったな〜!」ってなれる日が来ると信じて。