和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0830 / ロードキルとおはなちゃん

こんばんは。今日はやらなきゃいけないことがあるのでサクッと更新するぞ!

◆8月30日(火)
先日、1日の作業が終わって帰宅したところで牛舎の洗濯機に洗濯物(しかも夫の)を入れっぱなしにしてしまったことを思い出した。
取りに行くのだるいけど乾かしとかないと次の日もっかい洗わないといけないし、次の日になったら忘れてそうだし、ということで牧場に戻ることにした。
牧場に向かう途中、前の車が急ブレーキを踏んだ。なにごと?と思って様子をうかがうと、猫が道路を横断しているのが見えた。ネコチャンか!ならしょうがない。
ところが、横断し終えた猫の反対側に、子猫が何匹かぱやぱやしている。子猫は渡るタイミングを逃してしまったようだ。
あらら……と思いながらそこを通過すると、バックミラーで親猫がもう1度横断して子猫のいる側に戻っていくのが見えた。お母さん優しいね、子猫を迎えにいったのね、と思いながら牧場に向かい、洗濯物を回収して干す。任務完了。

よーし帰るぞ、とやや急ぎめに車を走らせていると、最悪な光景が目に入った。
先ほどの親猫が道路の真ん中で横たわっていたのである。はねられたんだ……
一度は避けて通り過ぎたものの、田舎でみんなスピード出す道だ、もう一度轢かれたらかわいそうすぎる。
Uターンして親猫を道のわきに横たえる。ああ、さっきまでとことこ元気に歩いてたのに……

これが2日前くらいのこと。そしてこの日、帰り道でなにげなく亡骸のあったあたりに目をやって驚いた。子猫が2匹おっちゃん(※北海道弁:おすわり)しているのだ。
きっと動かなくなったお母さんのそばにいたけど、それが撤去されてしまって、どうしようもなくそのままいるのだろう。
いてもたってもいられなくなり、保護することにした。車を近くに停めて子猫に近づく。片方はすぐに逃げてしまい保護できなかったけど、黒い子猫は近寄ってきて抱っこすることができた。
牧場に戻って牧場ねこたちに黒猫を預け、その日は牧場をあとにした。
その子が冒頭の写真である。しっぽがクルリと丸まっていてお花のようなので「おはなちゃん」と名前をつけた。

おはなちゃん、お母さんもいないしきょうだいとも離ればなれにしてしまったけど、牧場で元気に大きく育ってくれたらいいな。
願わくばきょうだいネコチャンも生き延びることができますように。

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昨日早寝チャレンジに成功したおかげですっきりした1日。
今日も早寝していい流れを作りたい!
それではまた👋