和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0902 / 会話が足りない!

こんにちは。写真はおはなちゃんと牛さん。
慢性鼻炎らしくつねにぐしゅぐしゅいっている。呼吸もちょっとゴロゴロいうので心配だが、気長に治るのを待つしかないかな。
昨日の記事、SixTONESについていろいろと間違っていて申し訳ない。修正しました。

◆9月2日(金)
この日はいろいろ大変というかよくわからない1日だった。
朝の作業の途中、親方がトラクターにモアコンをつけているのを確認する。
天気予報は……ピーカンではないけど曇り予報が数日続いている。台風が接近する予定の週明けまで雨は降らなさそう。これは……刈るのか?
今は朝の作業をしている時間帯に夫が農協や普及センターの方々と牛ちゃんの調教や手入れを行っているため、夫と親方、私の3人でやっていた作業を親方と2人でこなさなければならない。
3人でやっていた作業を2人でやる場合、各人の負担は1.5倍になるような気がするのだが、親方はわりと普段通りのペースで作業を行うので、体感的に私の作業が2倍……は言い過ぎにしても1.7倍くらいになっている気がする。
それは構わないとしても、トラクターの準備とかは一緒に定例の作業終わらせてからにしてほしいな、と思う。ただでさえ1馬力減っていて時間がかかるところに、さらに1馬力減るとちょっと大変。
「なんかモアコンつけてたよ」「えっ刈るのかな」「さあ……」と会話しながら帰宅。

朝ごはんを済ませて牧場へ向かうと、おお、刈っている……そんなに広い畑ではないので台風接近前にやっつけられると判断したのだろう。
刈り終わったところから随時テッダーかけていったほうがいいのか、いやでも狭い畑でトラクター2台は動きづらいか、刈り終わってからテッダーでも十分間に合いそうだし、もう少し様子を見ようか。そんなことを話しながら牛ちゃんのブラッシングをしていると、おかみさんがテッダーをつけたトラクターで出動していった。マジか……
おかみさんは1番牧草のときは収穫班に入っていなかったから、2番牧草もやらないと思っていた。絶対これ「あの子たち草刈りしてるのにのんきにブラッシングなんかして、全然わかってない、私がやらないと」って思われてるパターンだ……
前述したように私たちにも理由があって出動していなかったわけだし、第一今日刈るなんて聞いてないし、どこまで刈るのか、どういうスケジュール感なのか、なにひとつわからない状況で一介の従業員がしゃりしゃり出陣できないわけで……
「刈ってるから牧場来たらテッダーよろしくね」のひとことがあれば全然違うのになあ。うーん。こっちから連絡するのがベターなのか……?

特に午前中の作業について指示も出されておらず、牧場で待ちぼうけ。
応援テッダー出動しようか迷って親方に電話すると、刈り終わったので牧場に戻るとのこと。それを待って産室にいた親子を離し、空いた部屋の掃除をして午前中は終了。
お昼ごはんを食べてちょっと昼寝し、午後からはお客さんの視察対応!
みんな畜産にかかわる仕事をしている人で興味深く見学、質問もたくさんいただいて有意義な時間になった。

お客さんが持ってきてくれた六花亭のお菓子を食べて小休止。
みっつ食べただけで500kcalくらいあった。恐怖!
夕方の作業をこなして帰宅、料理。久しぶりにストウブでカレーにした。
カレーが煮込みの段階に入り、生ごみを外のコンポストに捨てに行って戻ると夫が電話している。聞けば牧場の分娩近い牛の様子がおかしく、緊急で獣医さんを呼んだとのこと。行かなきゃ。
ということで再び牧場へ。帰り際に「この子エサ食べないな、なんか元気もなさそうだね」と話していた子だった。大丈夫かな。
往診してもらうも原因ははっきり分からず。とりあえず胎児は生きているとのことでひと安心。低Mgまたは低Caを疑い、マグネシウム剤とカルシウム剤を投与。

あらためて帰宅し、エアロバイクを漕いでカレーの仕上げ。
なんだか振り回された1日だったなあ、おつかれ!と飲むことにしたらお酒が進む進む。
いい気分でブログを更新して就寝。

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今日はとんかつパーティらしい。楽しみ。
それではまた👋