和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

1017 / おおばーばの「くぎ煮」

こんばんは。今日はサーモンランでぼこぼこにされた……このあとリベンジマッチしよう。

◆10月17日(月)
前日までは全国大会の疲れを癒すため、毎日の運動をやめて早めに夜ごはんにし、晩酌を楽しみながらのんびり充電していたが、この日からは通常営業に戻ろうと決めていた。
午前中は留守番ということで夫は畑で堆肥散布に、私は牛舎で雑務をこなす。子牛に風邪の予防薬を投与したのと、一か所水漏れが気になっているのを直そうとして直せなかった。
配管の最初の方で漏れているので、直すにはいろいろなところを外さなければならなさそうだ。漏れているというより染みている感じ。
朝夕掃除すれば大きな被害にはならず、修理と掃除の手間を天秤にかけて今のところは毎日の掃除でなんとかしている。周りにある乾草が濡れて捨てる羽目になるのがもったいないんだよね……

お昼ごはんにトドックの冷凍ひもかわうどんを食べ、午後は役場と歯医者へ。
夫婦で歯医者に行ったら「旦那さん、鹿児島行かれたんですか?」と聞かれた。よくご存じで……先生は「牛の品評会で患者が出てないか探してる歯医者なんてどこにもいないぞぉ」と笑っていた。
クリーニングしてもらい、取れていた詰め物を詰めてもらう。相変わらず歯茎のマッサージは最高に気持ちよかった。これを味わうためだけに歯医者行ってるとこまである。
「下の歯、がたがたになってるところに汚れがつきやすいので~」とかなり歯に衣着せぬ言い方でアドバイスしてもらえてちょっとおかしかった 笑

帰宅してひと休みし、夕方の作業を済ませてふたたび帰宅。
エアロバイクを漕いでシャワーを浴びる。この日はレトルトのガリバタ鶏の素をメインにしたのですぐに食卓が完成するかと思いきや意外と時間がかかった。下ごしらえ済みの食材がゼロだったのが響いたかな。
変わり種の汁物としてにんじん白玉のおすましを作ってみた。近くのスーパーで配布されているフリーペーパーに載っていたもの。
すりおろしたにんじんと白玉粉を混ぜてこね、丸めてだし汁にインするだけで完成。オレンジの白玉かわいいな~。味は白玉粉だった 笑
にんじんだけじゃさみしいので小松菜を入れ、ちょっと勢いよく醤油が入ってしまっておすま……し……?という感じになった。
あとは鹿児島土産のきびなごの甘辛煮と、冷ややっこのカニカマのっけ。もう少しボリュームのあるおかずが欲しかったかもしれない。

きびなごの甘辛煮を見て、小さいころに実家でよく食べた「いかなごくぎ煮」を思い出した。

kugini.jp

実家は神奈川だったが、兵庫に住んでいるひいおばあちゃんが毎年作ったものを送ってくれていたのだ。ほかほかの白米と一緒に食べるのが最高だった。
ただ当時の(まあ、今も……)私はショウガが苦手で、千切りのちょっと太いところを思いきりかみしめたときだけちょっと苦い顔になった。
あー、食べたいな、あのいかなごくぎ煮。お取り寄せとかじゃなく、おおばーばのくぎ煮がいい。もう二度と食べられないからこそ余計恋しくなるんだろうなあ。
しばらく忘れていたのに、きびなごの甘辛煮を見て思い出すなんて我ながらゲンキンだけど……笑

夜ごはんのあとはスプラをプレイして、早めに就寝。

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よし!シャケたち、かかってこい!!!
それではまた👋