和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

1103 / 乾草クライミング

こんばんは。のんびりしていたらこんな時間になってしまった。

◆11月3日(木)
世の中は祝日らしい。だからBreaking Downがこの日に設定されていたんだ。
生き物相手の仕事はホント曜日感覚とか祝日とかわからなくなるな。一次産業あるあるのトップに来ると思う 笑

午前中は留守番。付き合いのある業者さんに乾草を売ってほしいと頼まれたので、在庫の確認をする。
乾草をよじのぼっててっぺんまで来た。留守番じゃなかったら「危ないよ」と親方ストップがかかっていただろうからラッキー。私は高いところが好きだ。登る、という行為も好きだと思う。
さいころはよく公園の木によじのぼって適当な枝に腰掛けていた。なんか、木の枝に腰掛ける私、いかしてない?という思いが大きかった気もするが 笑
写真はそのときに撮ったもの。スケールが伝わるように夫も一緒に写してみた。乾草は4段積んである。

在庫の確認を終え、残りは牛舎の片づけをして時間をつぶす。ちょっとはすっきりしたかな。
最後に牧場をひとまわりして帰宅。お昼ごはんは……なんだっけ?焼きそばだ!
今週はサブたんぱく質(豆腐、ちくわ、練り物、ささみ、ウインナーなど、簡単に火が通って小さなおかずになるもの)の買い出しを怠ったせいでちょっとしたおかずが作れない。冷凍食品もあまり充実していない。必然的に量で勝負ということになり、この日は茹で鶏にしょうゆをかけたものを添えてみた。あとはカップスープでお腹いっぱいになったようだ。

午後はスプラをプレイ。ひっさしぶりにバンカラマッチで4勝できた!
4勝2敗の状態で夕方の作業の時間になり、後ろ髪をひかれながら牧場へ。
作業を終えて帰宅、エアロバイク、シャワー、料理。
トドックで頼んでいた海鮮鍋のもとを使って、赤魚・たら・牡蠣・ほたて・すり身というゴージャスな鍋……になるはずがボリュームが少々足りなかった(4人前だったのに!)。野菜は自前で追加してたけど、やっぱりたんぱく不足だったか~。
ポテトサラダというか、じゃがいもの梅マヨ和えを出してせめてものボリュームアップ。「意外とお腹いっぱいになったよね!」と言うことで気分も満腹に……笑

夜ごはんのあとはバンカラマッチのケリをつけたい気持ちを抑え、読書の続き。
無事読み終わった。

ああ、私、極道ものってほんとに興味ないんだな、とわかった1冊だった。
実家の太い三姉妹がそれぞれの道で奮闘するお話って前にも読んだな……なんだっけ……京都の三姉妹だったと思うんだけど……

non-moo.hatenablog.com

この記事にある「化粧(著・渡辺淳一)」だった。カラーは違えど根っこは似ている。
「霧 ウラル」は、なぜ主人公・珠生が相羽を好きになったかの描写が少なすぎていまいち入り込めなかった。長女・智鶴の化けっぷりも怖いし、三女・早苗の静かに燃える心も不気味だし、裏の世界で生きていく覚悟を決めた珠生も野性的で、この先苦労しかなさそうだな……とちょっと引いてしまった感じ。
読書メーターの感想を読むと、そういうドロドロが予感されるところがいいという声もあった。作中にも書いてあったけど、本人たちにとって「真ん中」でも、日本全体からみたらほんのちっぽけ、っていうことってままあるよなあ。でも、みんな自分の世界の中で生き抜いていくしかないのである。裏を返せば、意外と簡単に「世界」の引っ越しもできるってことなのかもしれない。

ちょうど読み終わったくらいで寝る時間になり、就寝。

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そろそろ寝ないとな。それではまた👋