和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

1129 / 一対一対応

こんにちは。今日は風が冷たい……

◆11月29日(火)
いい肉の日だ!特に何をするわけでもないけど 笑
大きな作業もなく、のんびりした1日のはずが、朝からポカミスを連発してしまった。
まずは朝の作業で、繁殖牛舎で草をやっていた夫が牛舎の扉が開いているのに気づく。
外との境目の扉ではなく、内側を仕切っている扉が2つ開いてしまっていた。
分娩を控えた牛と出荷の近い牛を群から分けておいたのに、群に混ざってしまった上に運動場にも出られる状態になっている。分娩の近い牛はあまり群れに混ざりたがらず、こういう状況だとたいてい運動場の遠くの方に行ってしまっている……
前日、掃除をしたときに扉をしめて紐でしばったのは私である=しばり方が甘かった私の責任である。
まだ薄暗く、牛の耳標がみえない。このタイミングで捕まえるのは諦めて、とりあえずいつもの作業に入る。
幸いもう少し日が昇ったところで2頭とも捕まえることができた。扉を紐でしばるのがよくないんだよなあ。紐の先っぽをループにして、Cカンをつけるようにしよう。

午前中はモクシを作り、獣医さんを待つ。
獣医さんの来る時間は特に決まっておらず、早いときは9時過ぎ、遅いときは11時半くらいになる。この日はものすご~く遅く、夫と親方とひたすら待っていた。3人の心が「まだかな」とひとつになる数少ない瞬間である。
正午になるちょっと前に獣医さんが到着し、授精や分娩誘起の処置をしてもらう。この日は新人の獣医さんだった。私たちが十勝に来てから毎年新人が入っているけど、みんなどんどん成長していくからすごいなと思う。

お昼ごはんを食べてちょっとスプラ、そして献血へ。
夫の車の座席に物が乗っていたのにそのまま座ってめちゃくちゃ怒られる。笑
献血は無事に終わり、帰宅。一瞬お昼寝して夕方の作業。

帰ってきて久しぶりにリングフィットをやっていたら、ちょっとした会話から「あのときこうしてほしかった」と言われてむっとしてしまう。
私は本当に「目配り、気配り」というものが苦手である。多くの人は、「Aのときはこうしてね」と言われた場合、「A」というシチュエーションだけでなく「A'」くらいまでなら対応できるだろう。要領のいいひとは「B」「C」あるいは「あ」「1」みたいなシチュエーションでも応用して動くことができるかもしれない。
ところが私は基本的に一対一対応しかできない。状況判断というのがとても苦手なのだ。
免許取りたてのとき、同乗者に指摘されたことをあとからメモしていたくらいだ。カーブに入るときは〇km / h以下にする、とか信号待ちで止まるときは前の車のバックナンバーを参考にして車間距離を決める、とか。
だから関係の近い人には察することを期待しないで、やってほしいことは全部言ってねと伝えてるつもりなのだがなかなかうまくいかない。もちろん相手にとっていちいちお願いしたりコメントしたりするのが負担になるのはわかってるんだけど……
私が最善ではないムーブ(なんでこのタイミングでそれする?)をしていても、そこには理由があるのでそのときに聞いてほしい。基本的に過去に同じような経験があって、それにのっとった動きをしているはずだから、そのときと違うパターンであることを認識させてもらえれば次はもう少しマシな動きができるはず。
周りの人が「なんでそうなるかなぁ」と失望しているとき、私も同じように自分に失望しているのだ。
もう少し私も素直に自分の思っていることを都度伝えるようにしないとね。

そんなこんなで夜ごはんはチキンカツ(惣菜)と鶏ももの野菜炒め。しょうゆとオイスターソースで濃いめの味つけにしたら、ザ・白米に合うおかずという感じになっておいしかった。副菜はにんじんしりしり。塩をぱらっと振ったら甘みが際立って食べらさる。
写真はお昼に食べた焼きおにぎりのアレンジ。卵黄を乗せるだけで一気にいい感じになってうれしい。
夜ごはんのあとは来月頭に控えた農業系の試験勉強をして、ブログを更新して、スプラをプレイして就寝。

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結局アップデートまでにS帯行けなかったなあ。
最近ちょっとスランプ気味で悔しい(゜_゜)
それではまた👋