和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0110 / 数字とにらめっこ

こんにちは。
先週末に急きょ夫が東京出張に行くことが決まり、先ほど旅立っていった✈
あまりにも突然なのよ……

◆1月10日(火)
午前中は牛の出荷積込。今回の牛はあまり大きくなくて微妙な感じ。
最初は3頭で飼っていたんだけど、うち1頭が他の2頭の分まで食べてどんどん大きくなっていったので、その子を先に出荷していた。
結局そのビッグボーイがいなくなっても今回出荷した残りの2頭の食欲は増えず、大きくなりきらなかった、って感じかな。
なんにせよ結果は今週末にわかる。
積込が終わって時間に余裕があったので牛舎の掃除を済ませる。

お昼ごはんを食べてふたたび牧場に戻り、決算作業を教えてもらう。
牧場の資産を評価して、減価償却額を求める。
建物や機械など、動かないものは簡単(というか計算してくれてある)なんだけど問題は牛である。
牛の勘定はやっかいで、お母さん牛は資産、育成牛は資産ではなく費用(まだお金を生まない存在のため)とかいろいろ決められていて、育成牛も繁殖用として残すと決めて18か月齢になったら費用から資産に振り替えて云々……ととにかく複雑なのだ。
育成牛の費用も単純に1頭いくらではなくて月齢ごとに計算しなくてはいけなくて、頭がこんがらがる。
要するに2022年の間の牛の出入り(生まれた牛、売却した牛、死んでしまった牛……)を整理してその価値を計算しましょうねということだ。

それが終わったら今度は消費税の計算。消費税は買ったもの、売ったものに対してそれぞれ仮で消費税を払って(もらって)おいて、最後にその差を計算して、足りない分をあらためて消費税として納税しましょうね、ということらしい。
これが超しんどかった……今年はトライアルで私たちのパソコンと親方のパソコン両方に同じ取引明細を入力して、親方の処理を見ながら答え合わせする、という感じにしていた。
入力するときにどの取引に課税するのかを都度考えたり明細の内容を見たりして決めていたわけだけど、そのジャッジにミスが多くて親方の帳簿と数字が合わない合わない!
火を噴きそうになりながら1か月ごとに明細を照らし合わせ、どれが課税でどれが非課税なのかをチェックしていき、ものすごく時間をかけて消費税の計算まで行うことができた。
私はこういう、データ処理というか数字をちょして帳尻合わせる作業が嫌いではない。明細を1件ずつ確かめていくうちにミスりやすいのがどの部分なのかわかってきたり、合わない金額を計算して怪しげな取引明細を見つけたりするのが結構楽しい。

なんとかかんとか計算が終わるころには、夕方の作業を始める時間を30分くらい過ぎていた。
親方にお礼を言って慌てて作業開始、みんな急ぎ足で作業したからちょっと早めに作業が終了 笑
帰宅してこの日は運動パス、シャワー、料理。
下茹でしておいた鶏ももを使って、大根と鶏もものくるみ味噌煮!あとはウインナーときのこをレンチンしたやつ、はんぺんのお好み焼き風、お味噌汁かな。
おいしくできてよかったよかった。
夜ごはんのあとはブログを更新し、スプラをプレイして就寝。はあ知恵熱出そうな1日だった。

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夫がいないと暇だなあ。
それではまた👋