和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

続続・0423 / 劇団四季「美女と野獣」を観終わって

こんばんは。今日は天気が最悪で、雨風吹き荒れて寒くて本当に嫌だった 笑
明日からは少しマシになるのかなあ。GWは天気悪そうという話も聞くし、しばらく微妙なのかしらね。

◆4月23日(日)続き
初めて観劇した作品について、ストーリーより先にキャストの感想書くのは間違っていた気もするが……
まあ、それなりに四季オタクをやっていると、初めましての舞台を観るときにはまずキャスト表を見て、〇〇さんが××演じるとどういう風になるんだろう?と想像を膨らませながら観劇することになるんだもの、それも致し方ないよね(?)

肝心のストーリーというかナンバーや演出も、とっってもよかった!!!!
私はね、「朝の風景(変わりものベル)」みたいな、主人公と街のみんながわーっとパフォーマンスするナンバーがめちゃくちゃ好きなのです。アラジンの「アラビアン・ナイト」とか、人間になりたがった猫の「物売りたちの歌」とか、アナと雪の女王の「生まれてはじめて」もそうかな?アニーだったら"I think I'm Gonna Like It Here"、ウィキッドだったら「エメラルドシティ」、オリバー・ツイストなら"Who Will Buy?"、ウェストサイド物語なら「アメリカ」。だから1曲目から心つかまれっぱなし。

「変わりものベル」の段階でガストンがムキムキしてるの本当におもしろい。マッチョで脳筋でオラついてて、現代では敬遠されそうだけど劇中では大人気だもんなあ。
大人数わちゃわちゃナンバー好きとして、「ガストン」「ビー・アワ・ゲスト」も楽しみにしていた。どちらも期待以上!もっと近くの席だったらもっと迫力あって楽しかっただろうなあ~~。
以前、「美女と野獣」の札幌公演を観た先輩が「ビー・アワ・ゲスト」の最後のジャン!ってとこで幕が下りて休憩になるんだよ!と盛大にネタバレしていてうわあそんな大事なことは言うなよ~と思いつつちょっと楽しみにしていたけど、演出変わってた。

ルミエールとコッグスワースが終始心配しているのに対して、ミセス・ポットが希望を抱き続けているのが印象的。
なんというか(主語がデカくて申し訳ないが)、女性は「どうにもならないこと」を受け入れて、時が解決してくれることを信じられる人が多い気がする。
女性は、身体のメカニズム的に「どうにもならなさ」と一緒に生きている。勝手にホルモンが増減して勝手に身体や心が反応する(望まないのに妊娠することだってある)。これは自分の意思ではコントロールできないし、嵐のような感情や体調も、たいていの場合、時が過ぎれば凪ぐことを知っている。
ホルモンのバランスと男女の愛情を一緒くたにするのは乱暴かもしれないけど、「自分たちにはコントロールできないけど、信じていればきっと良い方向に事態が進む」と語ることができるのは、ミセス・ポットならではだなあと感じた。

ああ~~~今度はもう少し前の方で観たいなあ!それかオペラグラス持参で……
ストーリーも曲もよく知っている作品だけど、作品そのものが目の前で上演されるというのはやっぱり代えがたい魅力がある。
舞浜の近くに住んでいる方は、ぜひ!一度足を運んでみてくださいね。
写真は劇場内のキャストボード。まあすさまじい逆光で、撮影者みんな「すごい逆光……」とつぶやいていた。
ディズニー作品は門戸が広いよねえ。お客さんの層が厚いというか。

幸せな2時間25分を過ごし、急ぎ足で羽田空港へ。あっという間だったな……
そういえばアンコールのとき大木さんルミエールが下手側で、ハケるときのお手振りがカッコよくてキュンときた。笑
19時ごろ、無事とかち帯広空港に到着。夜ごはんの準備を何もせずに出発してしまったため、空港からの帰り道にコンビニに寄っていろいろ調達して帰宅。家はやっぱり落ち着くね。
うまいこと飛行機を取れば、首都圏を8時間くらいは楽しめることがわかった。行きの飛行機ひとつ早いのに乗ったらその日の夜飲むこともできるかもしれない。さらに帰りの飛行機をひとつ遅くしたらかなりいろいろなところへ行けそう。

滞在時間19時間、大満足の観劇旅行だった。

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24日、25日の分の日記は明日書こう。それではまた👋