和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0704 / 動物の謝肉祭

こんばんは。
写真は今年採れた1番草の乾草をさっそく食べている肥育牛。
できたての乾草、香りがいいんだよね。大草原の小さな家のローラちゃんたちもこの匂いを感じていたのかしら。

◆7月4日(火)
朝ごはんを作りながらサン=サーンスの「動物の謝肉祭」を聞く。朝からクラシックをかけると優雅な気分になってよいね。
先日の無印のメモパッドからエモい気分になっていて、これも幼少期の思い出とつながっている。
我が家に初めてパソコン(Windows95)が来たのは私が小学校に上がるか上がらないかくらいだったと思う。
両親は同時にいくつかのソフトを買ってくれて、それはそれはドハマりした。楽しく知的好奇心を刺激しようという試みだったんだろうな。先見の明がありすぎる。

そのなかのひとつが「MUSiC ISLAND 動物の謝肉祭」だった。
検索したらなぜかニコ動にプレイ動画というか再生動画が上がっていた……なんでもあるなインターネットの海には……
ご覧いただくとわかるのだが、組曲である「動物の謝肉祭」を、ひとつずつアニメーションつきで演奏するというシンプルなソフトである。確かメニュー画面から好きな曲だけ再生することもできて、私は「化石」ばかり聞いていた。

www.nicovideo.jp

www.three-d.co.jp

アニメーションを制作した会社のHPも出てきた。これを見るとこのMUSiC ISLANDシリーズには他にもヴィヴァルディの「四季」や(誰が作曲したんだっけ)の「くるみ割り人形」もあるのに、なかなかコアなチョイスをしたと思う。私が動物好きだったから興味を持ちやすいと思ったのかな。

このソフトを擦り切れるほど遊んだ(というか再生した)おかげで、私にとって「動物の謝肉祭」は特別な組曲になった。と言っても、つい最近まで存在すら忘れていたんだけど。
検索したらNHKの「らららクラシック」の特集が出てきて、サン=サーンスは皮肉屋でこの組曲も皮肉たっぷりに作られていると書いてあった。そうなんか。
幼少期のパソコン体験は本当に人生を変えるもので、それが根っこになって今もこうしてブログを書いているし、いろいろなものに興味を持つきっかけになった。
このほかにもなかなか尖ったソフトで遊んでいたので、いつか紹介する記事を書きたいな 笑

午前中は来客対応や獣医さんの対応。
午後は相変わらずもかちゃんの点滴を見守る。ちょこちょこと牛舎の整理をする。
なんだかどっと疲れてしまって、ほんの少し運動をして料理。
ストウブで鶏むねステーキを焼いたらものすごく上手に焼けて感動!フライパンで作るのはおいしくできるんだけど時間がかかるのが難点だった。
ストウブだと15分できっちり火が通ってよかった。小麦粉をまぶしたおかげで皮目もガリっとなって最高。最近の気づきとして、粉をまぶすときは自分が思っている倍くらいでよいというものがある。

夜ごはんのあとはブログを更新してスプラをプレイして就寝。

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今朝も動物の謝肉祭を聞いた。リピート癖が発動しています。
明日頑張ればちょっと休める~!がんばろう。それではまた👋