和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0714 / 地獄から天国?

こんにちは。今日は久しぶりの雨~!気温が下がって過ごしやすい。

◆7月14日(金)
いよいよ十勝の品評会本番。
朝の作業を終えて急いで出発!ぎりぎり開会式にも間に合った。夫とさやちゃんの出番は最初の方だったため、到着したときにはスタンバイしていた。
朝ごはんを食べ損ねてお腹ぺこぺこ。品評会は出場する牛たちが月齢ごとに分けられており、さやちゃんの区は20頭超えの大所帯だった。
出場する牛が横一列に並び、一次審査を通過した牛が呼ばれて前に出ていく。正直ここは楽勝だろうと思っていたら、審査員の皆さんさやちゃんをスルーしてしまった。あらら、一次審査落ちである。これはまさかの結果だった。
事前に夫から「ちょっと太りすぎかも」と言われていたのでトップは無理だろうと思っていたが、まさか1歩も前に出られないとは……悔しさの残る結果になった。

早々に出番を終え、あとは同じ農協から出場する牛の応援と、最後に月齢関係なく、同じ種雄牛を父に持つ牛たちを集めた審査があるらしいのでそれを待つ。
正午ごろ、やっとお昼ごはん!ロースカツ&うなぎ丼というすきっ腹にはヘビーなメニューだった。おいしかったけども!うなぎ食べたのすごい久しぶり。

今回は同じ農協の牛たちも苦戦していて、ちょっとどんよりムード。
夕方、もうひとつの審査に向けてまたさやちゃんを連れていく。どうやら3頭選抜してチームを組み、「ディープインパクト産駒」みたいな感じで全道大会に出場させるらしい。
うちの牛は3等賞(一次審査落ちの牛がまとめて3等、一次審査を通過した牛がまとめて2等、二次審査を通過した牛がまとめて1等、さらに最終審査で1等1席、2席……と序列が決まる)だったし、出たところで……と思っていたが、なんとここで選抜されることができた。そんなことある??
写真はそのときのもので、3頭選抜される前、5頭に絞られたところ。この子たちは異母姉妹というわけ。
たぶん、出場した区分の中ではペケだったけど、その区分をとっぱらって見たときに他の牛との揃いがよかったのだと思う。

なんとか全道大会に出られることになってひと安心、と思ったらもう夕方の作業の時間が迫っていたので慌てて出発。
夜ごはんの準備を何もしていないことに気づき、帰りにコンビニで冷凍のからあげを補充する。
夕方の作業をこなし、留守番してくれていた親方にお礼を言う。作業が終わるころに夫も帰ってきて、荷物も帰ってきて、さやちゃんも帰ってきて(全部別便)、日常が戻ってきた。
あと1か月半、また調教や手入れの日々が続くんだな……そう思うと、全道大会行きの決定は天国にしてはハードかもしれない……

共進会場ではたくさんの人に会えてよかった。知り合いが増えて、居心地がよくなってきたのがうれしい。
冷凍ぎょうざと冷凍からあげ、作りおきの豚しゃぶにキムチを和えたやつ、きゅうりの炒めナムルで簡単な食卓。丸1日出ずっぱりでこれは上出来でしょう。
夫の弟夫婦が継承祝いで送ってくれたヱビスのいいビールを飲む。おいしい……
疲れが限界に達していた夫は速攻で就寝。私は晩酌しながらブログを更新して就寝。
てんやわんやな1日だったな。またがんばろう。

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この週末で少し回復&リフレッシュして、はずみをつけたいね!
それではまた👋