和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

1212-15 / 気持ちが晴れた日

こんばんは。
今日はクロスステッチを進めたいのでさくさく書いていこう。

◆12月12日(日)
お休みということでお昼前まで寝る。
相談会兼ランチは12時からだが、一応腹ごしらえをしておく。
久しぶりにこまいを焼いた。あっさりしていておいしい。
約束の時間も迫ってきたので着替えて移動する。
相談会は、とてもいい時間だった。
私たちが抱えていた悩みは関係機関の方々も懸念していたそうで、何かしら策を打たねばと思っていてくれたそうだ。
外から見たら順風満帆で、私たちがストレスなく働いていると思われていたらつらいなあと思っての相談だったのだが、杞憂だったようだ。
ただ、現在の状況が想定していたよりも悪いため、早めに動いてくれるとのこと。
私の一番の心配はおかみさんとの関係が悪くなりすぎて就農の話がナシになることだったが、それは絶対にない、今さら受け入れに反対しても私たちはそれを退ける、とはっきり言ってもらえたのでものすごく安心した。
さらに、無理に仲良くしようと頑張る必要はないとも言ってもらえて、本当に気が楽になった。
話を聞いてくれた方にお礼を言って解散し、帰宅。
そのあとはダラダラして、夜は町の居酒屋でテイクアウトをして晩酌し、鬼滅の刃を見て就寝。

◆12月13日(月)
話を聞いてもらって安心感が増したせいか、牛舎でもビクビクせずに済んだ。
関係が悪くても問題ない(なくはないけど…)、必要以上に恐れる必要はない、と思うと面白いくらい何も気にならなくなった。
幼少期、強くまばたきをするチック症状が出たことがあったが、眼医者さんにもらった「どんな病気も治る目薬」をさしたら一発で治った。実はその目薬は万能目薬ではなくただの涙と同じ成分の液体で、いわゆるプラシーボ効果というのが抜群に働いた結果である。
それと同じように、前日かけてもらったいろいろな言葉が薬となって、私の気持ちに大きく作用してくれたようである。本当にありがたい。
「ラブレス(著・桜木紫乃)」を読み終わる。1日かかったかな?一度本を読み始めると読み終えるまで他のことができない…
この本も主人公のひとりが小夜子という名前で驚く。一緒に借りた「対岸の彼女(著・角田光代)」の主人公も小夜子だった。
標茶の開拓小屋で育ち、人生をかけて街へ巡業へきていた歌劇団に飛び込んだ百合江。
読んでいて悲しくなる事件が次々起こるが、時代背景的に「仕方ない(私もそうだったもの)」で流されてしまう。その流れにあらがう強さを持つ里美(百合江の妹)との関係、生き様。女性が自分の意志で生き方を決められるようになったのはつい最近だと思う。多くの女性たちの犠牲と努力の上に、今があるんだなあ…

ラブレス

 

◆12月14日(火)
特に何もなく、平和に終わる。
午後の休みに買い出しへ行く。面倒なので一番近いスーパーへ。
なぜかここには業務用スーパーで人気の(?)「マンドゥ」という韓国の冷凍餃子が売っている。これが大ぶりかつあっさりしてて食べ飽きず、おいしいんだよね。

◆12月15日(水)
牛舎の扉を開け閉めして、掃除を手伝う。
ここ数日掃除の手伝いばかりで、朝夕の作業と扉の開け閉めしかしていない。
精神的にもラクになったし、余裕が出てきた。
午後はインフルエンザの予防接種。一瞬で終わった。
帰ってきて夕方の作業まで1時間半ほどお昼寝。最近ちょっと寝不足気味。
もう少し頑張れば週末は忘年会だ~!

それではまた。/31min.