和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0420 / お日様の仕業

こんばんは。今日はいつもよりアクセス数が多いと思ったら、なんとはてなブログの公式ブログに取り上げていただいていた。

blog.hatenablog.com

シンプルにとても嬉しい。最近心が荒んでいたので、筆者・藤沢さんの優しい言葉が沁みた。
このブログを読んでここに来てくれた方々は、最近のエントリーが鬱々としていてびっくりしたかもしれない。申し訳ない。
子牛ちゃんの健やかな成長を願って日々奮闘しているのは変わらないのでよければこれからも読んでみてください。
それにしても、中2から始めたブログが媒体を変えながらも15年以上続いて、純日記として紹介してもらえるのは本当に嬉しいことで、ブログがきっかけで新しいチャレンジのお話を頂いたりもして、更新を続ける原動力になっている。ありがとうございます!

◆4月20日(水)
朝の作業を終えて、朝ごはんを作るついでに白湯を沸かす。
台所で飲みきれなかったので食卓に持って行ったら、日当たりの関係でグラスがとてもきれいな色に見えた。写真に撮ってみたけどあまり伝わらなさそう……笑
普段はもっと濃いグリーンに見えてるんだけどこのときは光が透けて青みがかかっていて、白湯の湯気がホワホワ出てて、なんだか新鮮だった。
この日はお母さん牛デビューした牛の体型を採点して「黒毛和牛のお母さん牛」であることを認定する基本登録の日だった。
私は牛舎の掃除をしていて特段対応はしなかった。
ここ数日、朝と夕方の作業のときにいろいろ言われすぎてギブアップ寸前である。
午後は買い出し行ってお昼寝。
夜はバイク漕いでシャワー浴びて料理して、就寝。
借りていて長く手をつけていなかった「風よ あらしよ(著・村山由佳)」を数日かけて読み終える。無政府主義者の思想家・伊藤野枝の短いながらも濃密な人生を追体験することができて刺激になった。これだけ周りが敵だらけでも自分の信念を貫いて行動できるのだもの、私もへこたれていられないという気持ちになる。
「チーム・オベリベリ」の鈴木カネと同じように、伊藤野枝も強く生き抜いたのだと感じた。今計算してみたら、カネが生まれた36年後に野枝が生まれている。きっとお互いのことは知らないままだ。でももしかしたら60代のカネは野枝と大杉の死を新聞で読んでいるかもしれない。
はるか昔、あり方は違えど自分の足でしっかりと人生を歩いた女性たちがいる。それから100年経った今、女性の置かれている環境は大きく変わったかもしれない。それでも彼女らの時代と同じような考え方をする人も少なくなく、脈々と受け継がれた「女性像」がなくなるのはまだ先かもなあと思う。
そんなことを考えながら就寝。そろそろアルセウス進めないとなあ。

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明日もなんとか乗り切ろう。
それではまた👋