和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

1011 / 牛の移動に大苦戦

こんばんは。
じゃーん!my new gear……キャットタワーです🐈
キキも気に入ってくれたようでうれしい。

◆10月11日(水)
午前中、まずは農協で経営に関する打ち合わせ。本番はまだなんだけど、事前に試算したものを見てもらって大丈夫そうか確認してもらった。
担当してくれる職員さん、私たちの生活への解像度が高くて「こういう悩みあるんでない?」と先回りして心配してくれてありがたい。いつも「そうなんです~!><」ってなる 笑
地に足つけた経営をしていきたいね。肥育牛は生まれてから出荷するまでに2年かかるので、「今年の売り上げをもっと増やしたい!」と思ってもできることがほとんどない。利益を多く得るためにはコストを下げるしかないような感じなんだけど、コストも簡単には削れないし、柔軟に動くのが難しい商売である。

とりあえず打ち合わせを終え、牧場に戻って肥育牛の出荷。
言うことを全然聞かない牛が1頭いて手こずった(夫が)。なんかほんと、なぜそうなる??って動きする牛がいるんだよねー。たまに。
積込を終え、お昼ごはんを急いで食べて午後は牛の大移動!!
出荷して空いたマスに牛を移動させていく、というシンプルな作業なのだがま~~~~~~~~あ手こずった。
マス間の移動は問題ない。苦労したのは牛舎間の移動である。
タイヤショベルに取り付けた移動用コンテナみたいのを牛舎の端っこに置き、そこへ牛を追い込む。牛がコンテナに入ったらそれを持ち上げて移動先の牛舎へ行き、また端っこに置いて牛を解放する。
牛ズ、コンテナに入るのが苦手なんだよなあ……苦手というか「そんな得体のしれない場所には行かないよん」という感じで入ってくれないのである。ある程度月齢の低い育成ズは「なんだこりゃ!!?」みたいな勢いで入るパターンも結構あるんだけど……
コンテナの構造が悪いんだよなー。牛は逃げ場がないと素直にまっすぐ進んでくれる性質があるため、どこかに追い込むときには廊下みたいな前に進むしかないところを通した方がいい。コンテナは片方にしか扉がないから、扉がない側の広い空間に向かって牛がUターンをかましてしまう。

最終的には牛と人間の根くらべで、ものすごく時間がかかった。
夫とふたりの作業なら途中で「もういいよ!モクシつけてひっぱってコンテナに入れよ」って言ってただろうけど、親方もいた手前言い出せず……
3時間近くかけてようやく牛の大移動が終了。ぐったり。

夕方の作業をこなして帰宅、疲れたので運動はなし!
夜ごはんはこういうときに備えて買っておいた楽ちんアイテム。

鶏肉とじゃがいもをこのパウチに入れてチンするだけでおかずが完成する。
たまたまカット済みの鶏肉を買っていてラッキーだった。じゃがいもは皮をむかなくても良くて、本当に簡単。これはいい。
あとは自動調理なべでブリとにらを蒸し、アボカドと前日の残りのなすの醤油煮でスピード夜ごはん!おいしかった。
疲れたね~~~とお酒がぐいぐい進み、わりと飲んで就寝。リビングでまったり飲む前に、ダイニングでポップコーンつまみながらおしゃべりしたのが新鮮だった。

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今日はちょっと眠いな……
最近午後も予定があることが多くて、ブログ以外の趣味をやる暇がない。
この秋はクッキーを焼きたいんだ……スコーンも……
何年前に買ったか分からない北欧風の焼き型を使いたいんだ……
やるぞ。
それではまた👋