和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0302 / ちょっと不安

こんにちは。これは天井の穴からこちらを見つめるネコチャン。
私が来たとわかるとどこからか下に降りてきてミルクをおねだりしてくる。かわいい。

◆3月2日(土)
前日の雪がまだ残っており、夫が午前中いっぱいかけて除雪してくれた。
私は特にすることないのでリビングでのんびりブログ更新。幸せだ……
お昼ごはんは夫がやき弁、私はたらこと高菜のビーフン。
ちょっと足りない気がして冷凍のかにシュウマイを添えた。

そのあとはふたたびお出かけ!この日は近所の酪農家さんが主催する女性のための講演会があり、牛に携わる女性の話が聞けると楽しみにしていた。
登壇した3名の方はみんな酪農家さんで、紹介していた1日のスケジュールがそれはそれはハードで……23時就寝4時起床、それでも「これはうまいこといった日です!」みたいな……やっぱり私に酪農はむりだ。ほんと尊敬する。
そして自分の牧場の労働力を顧みて、はたして子どもが生まれてまともに働けるのか不安になる。
酪農家に嫁入りした場合、ヘルパー組合といって冠婚葬祭などで休暇がほしいときに代打で搾乳や給餌などの作業をしてくれる組織があるし、多くの場合義理の両親が50代とか60代でまだ身体が動く。子どもを預けたり、見てもらったりできる可能性もある。
M牧場には夫婦と親方しかおらず、子育てについて頼れる人がいない。産前産後はお互いの親が来てくれるけど、それもずっとは続かない。私たちが来る前は親方と奥さんの2人で牧場を管理してたんだし、労働力はなんとかなる!と思いたいけど、奥さんが子育てしていた時期は親方のご両親がご健在だったもんなあ……義理のお母さんに「あんたの子どもたちは私が育てた」って言われたって奥さんプンスコしてたもんなあ……

せめて牛の世話を頼める人が近くにいたらなあ。なんとかなるだろうか。
子守するよー!とか牛のえさやりしに行くよー!とか声をかけてくれる人はいるので、上手に頼れたらいいな。
今できることは、結構ピンチかも!頼ることになるかも!と種まきをしておくことだな 笑

不安になりながらも、牛や家族と真剣に向き合っている女性の話をたくさん聞けて楽しかった。
ひと足先に抜けて急いで帰り、夕方の作業をこなしてシャワー、料理。
特に何をしたわけでもないのに夜ごはんが遅くなってしまった。しかも盛り付けのときにお皿を割った。いつもヨーグルト食べてる深めのカップ……その下にあるお皿を取ろうとして落としてしまい、お陀仏に。切ない……
夜ごはんは豚キムチ、レトルトのふかひれスープ、塩もみキャベツ、蒸しにんじん。この間本屋さんで見た藤井恵さんの「藤井定食」の概念を参考にしようと思っている。
ごはん、メインおかず、発酵食品のおかず、野菜のおかず、汁物みたいな感じだったかな。夜ごはんに汁物を出すことがほとんどないんだけど、復活させようかなー。

夜ごはんのあとはソファでだらだらして就寝。

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今日はぽかぽかして気持ちいい。もう雪はいらないですよー。
それではまた👋