和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0301 / 帰省振り返りその2

こんばんは。ここ数日気温が高くて一気に雪が溶けている。
足元がしゃびしゃびになってちょっと歩きづらいね……

◆2月26日(日)
ジェットコースターのような日。
午前中は祖母に会いに行くことになっており、そのあとお昼ごはんを食べるところまで決まっていた。
1年ぶりに会った祖母は元気そうでよかった。部屋には雑誌や文庫本が置いてあって、米寿近くなっても活字を好んで読むのすごいなあと思う。
お昼ごはんはカジュアルめのイタリアン!ここがと~ってもおいしくて大当たり。スパークリングも飲んじゃったもんね。サラダバーに生の白菜がたっぷりあって、これがまたおいしかった。メインはしらすと黒オリーブのペペロンチーノ、めちゃくちゃお腹いっぱいになった。

午後は特に予定がなかったが、私にはひとつ行きたいところがあった。
格闘家・安保瑠輝也が手掛けるアパレルのポップアップショップである。
もともと格闘技にはまったく興味がなかったのだが、夫と一緒にBreaking Downや格闘家たちのYouTubeを見ているうちに、なんとなく興味がわいてきた。
特に安保瑠輝也・ジョリー・てるの3人組(チーム安保)のYouTubeはなんとなく面白くて、3人とも個性が強いし試合でも結果を出しているし、応援するようになっていた。
それがたまたま帰省と被るタイミングでポップアップをやるということで、チャンスがあればぜひ顔を出したいと思っていたのだ。
弟と母は1ミリも格闘技に興味がないので、お昼ごはんのあとは別行動でも……と思ったが、結局3人で行くことになった。母は会場近くのカフェで時間をつぶすとのことで、弟とお店へ向かう。着いたらちょうどトークショーの始まる時間だった。
いつもYouTubeで見ているメンバーが目の前にいるというのは興奮する!帰省する前、ポップアップの存在を知らないころ「どうする?帰省したらそのへんジョリーが歩いてたりして」と話していたのが現実になった。
夫用にフーディを、自分用にトレーニングパンツを買う。サイン&握手&写真撮影ができるということでド緊張し、直前まで弟とイメトレをする 笑

じゃじゃーん!!!!!!めっちゃうれしい。
3人とも優しくて話しやすくて、私が何話したかよく覚えてないけどニコニコ話聞いてくれて、よかったあ。
次は北海道にも来てくださいと言っておいた(ら、今日のYouTubeで次は福岡、名古屋、北海道行きたいですねーと言ってくれていた!!!!)。

ほくほくで母の待つカフェに向かい、私たちも一休みしようと思ったら永遠に注文したコーヒーが出てこず大変な目に遭った。
18時くらいに帰宅、この日は家族の手料理をリクエストしていたのでひとりのんびりスプラをプレイするなどしてごはんができるのを待つ。至福!

チキンソテー、オニオングラタンスープ、アボカドとブロッコリーのサラダ、カポナータ。うーん最高である。どれもおいしかった。やっぱり誰かが作ってくれるごはんというのは嬉しいし、おいしい。
問題はこのあとであった。ひょんなことから母と口論?になってしまう。
確か「なぜあなたは義理の実家でそんなにくつろげるの?」という感じの話だったと思う。まぁ、義理の実家では過去の失敗ネタこすられないしたくさん褒めてくれるしいつまで寝てても大丈夫だしひとりの時間あるし待ってたらごはん出してくれるし手伝いしなくていいしお友達のこと根掘り葉掘り聞かれることもない、身内サゲもないしなぁ……
もちろん実家の居心地が悪いわけではない。実家の雰囲気が恋しいなぁと思うことはよくあるし、今回の帰省も楽しみにしていた。よく聞くと、どうも私が夫と一緒に帰省したときに、夫と母に必要以上に気を遣う様子がひっかかるらしい。
私としては、夫と母の関係を悪くしないために、どちらとも距離の近い自分が「(夫)はこんな人だからこうしてね」「(母)はこういうところが気になるから気をつけてね」と事前に伝えているつもりなのだが、それがあまりよく見えていないっぽい。気を遣う娘を見るのはつらい、と言われてしまった。

昔から「あなたには自分がない」と言われてきたし、たぶん、人の顔色を窺っておどおど行動している≒自分の意思で行動できていない、と思われているんだろうなあ。
私としては、人間関係が円滑になるならば、自分の意思よりも誰かの意思を優先したい。仮に、母も夫も思うがままに行動してお互いの印象が悪くなる、みたいなことがあったらいやじゃない?そこに私が関与してそれを防げるならその方がよくない?でもそれって窮屈なのかな……
母としては、私の調整なしにいち個人として向き合いたいんだろうな。そんなに私の信用ない?とも言っていたし。うーん……

いろいろ考えてみたけど、結局私が自分の身を守りたいだけなのかなあ。
ただ「あんたも大変ね~w」くらいで流してくれたらいいのに、つらいと言われてしまって、どうすればいいのかなという気持ち。
挙句の果てに「私は見返りを求めて気を遣ったことがないから、気遣いに対してねぎらったり感謝してほしいという気持ちがわからない」とまで言われてしまった。不必要な気遣いなら「その気遣いは必要ないよ」と伝えてくれたらいいのに、「その気遣いを見るのはつらい!」と言われると困っちゃう。

そのまま話の流れで私が過敏であるという話になり、それも悲しかった。
私は、どんな内容であれ、相手に「傷ついた」と言われたら必ずごめんねと言うと思う。その言葉に傷つける意図がなかったとしても、感受性は人それぞれだし。
しかし母にはそれがわからないようで、「自分が他の人より過敏かもと意識することはないの?私はもっとひどいことを言われて育ってきたけど」と言われてしまう。そうかもしれないけど、気にしないようにするって、難しいことなんだよなあ。

どこに着地するか分からないまま深夜1時になり、みんな(弟もオブザーバーで参加してくれていた、ありがとう)の限界が近づいてきた。お開きにしてお風呂に入り、ブログの更新をしそこねたことに気が付く。
これだけ長い時間を割いて自分の考えを伝えても全然伝わらないことが悔しくて涙が出てくる。ブログを更新できなかったのも悲しい。
ブログを更新できなかったのは、時間がなかったからだ。このブログの存在は母に明かしていない。経験上、教えると誰よりもヘビーな読者になって何も書けなくなってしまう。
家でタブレットを開いてタイピングしていれば1000%「何してるの?」と聞かれるし、移動中にスマホから更新しようにも、常に一緒に行動しているのでなかなか難しい。
夜ごはんの支度をしている間に更新しておけばよかった。まさかこんなに長引くとは思っていなかったもので……一生の不覚である。

ぐちゃぐちゃの感情のまま2時ごろに就寝。こんなはずでは。

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超長文になってしまった。結局この日のことは自分のなかでまだ消化不良で、今後どう行動すればいいのかわからない。
母がタフだと自認しているなら、こちらももっと自由に発言していいものなのかな。
うーん。

それではまた👋