和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0502 / 溶接祭り

こんばんは。ぼーっとしていたらもうこんな時間。
写真は堆肥で作られたバリケードに戸惑う牛たち。普段は扉で放牧地と牛舎を仕切っているけど、このときは扉が壊れてしまっていたので応急処置として……

◆5月2日(火)
午前中は借りてきた溶接機を使って牛舎の修繕。
こういう男性メインの作業のとき、今までは別の仕事を探していたけれど、よく考えたらそんなに急いでしなきゃいけない仕事もないし、ひとつの作業が終わってから別の作業にフルメンバーで取り掛かった方が早く丁寧にできるのではないかと気づいた。
分業を強く意識していたのは「女は女の仕事をするべき」という思想を吹き込まれていたからだったんだな。

午前中いっぱいかかって牛舎の修繕を終え、急いでお昼ごはんを食べて午後からは牛の診療。
蹄にクギが刺さって炎症を起こしてしまったお母さん牛がいて、継続して治療してもらっているのだ。
「枠場」という牛を保定する道具(リンク先に写真があります)を用意して、牛を入れる。ケガしている前肢を上げて治療しやすい状態にし、枠場に保定する。

rakunoukazoku.blog98.fc2.com

巻いてあった包帯を獣医さんが外して傷の様子を確認し、余計な蹄を削っていくのだが、蹄を削るナイフがかなりダイレクトに傷口にヒットしてそれはそれは痛がる。
見ていてちょっとかわいそうだった。もう少し何とかできなかったのか……
最後に包帯とバンテージを巻いて、治療は終了。

ひと休みしようとしたら産室のお母さん牛が分娩していた。ちっちゃなオス!初乳は夕方の作業のときにあげることにして、小休止。作業を終えて帰宅、リングフィット、シャワー、料理。
この日は鶏ももと舞茸の炒め物、すっぱキャベツ、にんじんしりしり、新玉ねぎのミートソースがけ。
なんかいまいち上手にできなかった気がする。時間があんまりかからなかったのはよかった。

夜ごはんのあとは「推しの子」を見て、ブログを更新して就寝。

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16時間断食、少しずつ空腹に慣れてきた。
体重も順調に減っているのでせめて今週はがんばりたいな。それではまた👋