和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0806 / 分娩を見つけ隊

こんにちは。今日は1日雨模様。
相変わらずどんより頭が重いし、あくびも止まらないし……
しゃきっとしたいねえ。

◆8月6日(日)
朝の作業がだいたい終わり、最後に牛舎を見回っていると、放牧地にちいさい牛の影が見えた。んん???
本来放牧地にはお母さん牛しかいないはずであり、子牛がいるのはおかしい。おかしいというか、誰かが予定よりだいぶ早く分娩したということである。
とりあえず状況を確認しようと放牧地に近づくと、もう1頭子牛が歩いている。んんん?????
分娩予定牛のリストを思い出し、双子を産んだっぽい牛の検討をつける。片方のちびちゃんが近づいているあの牛だろう。もう片方のちびちゃんには、関係ないお母さん牛たちが興味津々で接近している。
ちゃんと後産もふたつ落ちていて、確実に分娩が行われている。私ひとりではどうにもできないため、夫に電話して子牛2頭を回収してもらい、初乳を飲ませた。
いや~驚いた。予定より1週間早く自然分娩、しかも双子!なにごともなく生まれてよかったな~~。

ひと段落して朝の作業を終え、午前中は牛舎の掃除祭り。親方のやる気スイッチが入ったようで、当初予定していないところまで掃除できた。
お昼間際に発情している牛を見つけ、午後獣医さんに来てもらうことにする。

お昼ごはんは冷凍めんとタレジンギスカン。お肉がおかずであるだけで満足感が違うよね。
獣医さんが来るまでちょっとお昼寝できるかな?とうとうとしたところで獣医さんが到着、ばたばたと対応。
ついでに分娩の近い牛の様子を見ると、袋出てる~~~~。
袋というのは胎児を包んでいる膜のことで、これが破れたら二次破水、もう分娩間近である。
急いでこのお母さん牛を産室に移動させ、様子を見ていると自力でつるんと産んでくれた。写真はそのこっこちゃん。

予期せずみんな自然分娩で3頭も子牛が増えて、ありがたい1日だった。日中に、自然で産んでくれるっていうのがいちばんですよ。
帰宅してひと息入れ、夕方の作業。作業を終えてカレーを作り、運動。相変わらずハードな気分にならず、ピラティスをやってみた。まあ、なんというか波に乗るまでのんびりいこうという気持ち。
シャワーを浴びて夜ごはんはカレー。無水で煮込んだら水分がなさすぎず、超絶しょっぱいカレーになってしまい、慌てて水をたくさん足して味を薄めた。
サブは冷凍のとうもろこしの磯部揚げ。本当はサラダと福神漬けとか添えたいね。
サラダ食べたい。グリーンサラダのある生活を目指そう。

夜ごはんのあとは早く寝るべくタイマーをセットしてブログを更新、22時前に就寝。即入眠。

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今日もこの調子じゃ早めに寝た方がいいかなあ……
それではまた👋