和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0129 / やっぱり私はやきそば弁党

こんばんは。ここ数日暖かくて、先日積もった雪がみるみる解けていく。
今年は暖冬だなあ。雪も少ないし、気温も高い。このまま春になるんだろうか。

◆1月29日(月)
今週も頑張ろうねえ。
朝の作業のとき、子牛を1頭見送った。外の牛舎で分娩して、お母さんと一緒にさせずに最初から手で哺乳していた子だった。
数日前に熱を出し、解熱したあとは低体温になって点滴を続けたけどダメだった。もう少し早く獣医さんに見せていれば、輸血をお願いしていれば、何か違ったかもしれない。
今年は事故なく過ごせればと思っていたのに……これが最初で最後になってほしい、というか最後にしなければならない。

この日は午前中夫がおらず、親方とふたりでせっせと牛舎の掃除。
気温が高いと堆肥が凍らないのでスムーズに作業ができて助かる。
作業がひと段落したところで夫から「明日積込だそうです」とLINEが入った。ずいぶん急だな。そういえば今週末市場だったね。
出荷牛をひっぱるためのモクシを作り、午前中の作業は終了。

夫が帰宅し、お昼ごはんは焼うどん。
午後はたっぷりお昼寝して終わってしまった。決算が終わって気が抜けているな。
夫は夜も予定があったため早めに夕方の作業を始め、ひと足早く切り上げて出かけて行った。この日は泊まりで飲み会、ということは私はヒトリノ夜!!!
作業を終えて帰宅、お湯をためてお風呂にゆっくり浸かる。
夜ごはんはカップ麺とセブンのおつまみピリ辛白菜であっという間に終了。
一平ちゃんの明太子バター、おいしかったけどやき弁のたらこバターの勝利だな。や詭弁はかやくもなくて香味オイルオンリーで勝負しているのが潔くておいしい。

普段より1時間半くらい早くすべてが終わり、のんびりタイム。
しかし話し相手がいなくてつまらない。ひとり時間ほんと苦手になったなあ。
買っていたベビースターの梅しそ味をポリポリしながらパソコンを眺める。これもおいしかったけど大ヒットではなく、総合してイマイチな食体験になってしまった。
せっかくなので夫が絶対に観ないミュージカル映画を観ることにする。1952年の映画「巴里のアメリカ人」!
数年前に四季が上演していて、推しが出ていたので何度か観に行った。今更ながら原作を履修しておこうという魂胆である。

eiga.com

ストーリーは舞台の方が整理されていてわかりやすかったな。パリで暮らすアメリカ人・ジェリーがリズという女性に一目ぼれするんだけど、実は彼女はジェリーの友人・アンリの婚約者で……というお話。
ガーシュインの曲は無条件に心躍るよねえ。舞台も最後に唐突で長い回想ダンスシーンがあるんだけど、これは原作に忠実だったんだ!と納得した。
なんじゃこのすさまじいタップを踊る人は、目が離せん、と思ったらめちゃくちゃ有名な俳優さん(ジーン・ケリー)だった。
それにしても、戦後数年のパリってこんなに華やかだったのか。服装とか街並みとか何もかもがカラフルですてき。描かれていないだけで、戦争の爪痕はあちこちにあったのだろうけど。
日本の子どもが米兵のチョコレートに熱狂したように、フランスの子どももバブルガムに熱狂したのね。I Got Rythmのシーンすごくよかったな。
私は舞台で見るマイロとジェリーの関係性がすごく好きだったんだけど、映画ではちょっとギスギスしていて思っていたのと違った。アダムは映画の方が好き!舞台だと「で、なんであなたはリズのことが好きなの?」って思ったまま終わっちゃうから……

映画を観ながらブログ更新……と思っていたけど究極のシングルタスク人間には無理な話であった。
あらためてパソコンを開き、ブログを更新して就寝。早めに布団に入ったのに、スマホポチポチしていつもより遅い時間になってしまった。

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ミュージカルはやっぱり楽しいな。この流れで「雨に唄えば」も観なくちゃ!
それではまた👋