和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0215 / 文章中毒

こんにちは。今日は予想外の降雪があり外出予定が中止に……
写真はストーブでおててを温めるネコチャン。熱くないの?そして後ろの君はなぜそんなにくっついているんだい?

◆2月15日(木)
季節外れの暖かさで、積もった雪がじゃんじゃん溶けていく。
気温が高いのは動きやすくてありがたいが、そこらじゅう水浸しになるのはいただけない。もう少しゆっくり気温を上げてくれていいんだよ……
午前中は牛舎の掃除。子牛ちゃんの牛舎なので手作業で麦稈をほぐす作業がある。これが地味に面倒なんだよな~笑
そのあとは来週の出荷にそなえてモクシづくり。今回は結構バランスよく作れたと思う!

午後はいろいろやるぞ~~と気合を入れ、お昼寝もいい感じに切り上げられたものの、肝心の事務作業がはかどらず。
購読ブログのチェックと暖機の重要性について調べていたらもう夕方の作業の時間だった。
スマホでもTwitter見られないようにしないとダメだな。最近のTwitterは誰かがなにかを晒してそれをみんなでぶっ叩く、みたいな流れが多すぎて読んでいるだけでエネルギーを奪われる感じがする。
私の好きな牛や劇団四季界隈もなんかあんまり……誰がどんな内容をつぶやいても、粗さがしして引用リポスト(TwitterをXと呼ぶのにはまだ抵抗があるが、ツイートのことをポストというのには慣れた)したりエアリプしたりする攻撃性の高さが嫌になってきた。
でもなんでか見ちゃうんだよなあ。時間を区切って利用しなければ。
Twitterが胸やけするからといってBlueskyやThreadsに移動する気持ちにもならないしなあ。マストドンだけ少し興味があるのでアカウント作ってみようかしら。
同じ時間を文章摂取に費やすならば、質のいい、たのしい文章を読みたいよね。よし、読書だ。

読書といえば、私は毎日日本農業新聞の小説欄を楽しみに読んでいる。
購読して最初に頭から読み始めることができたのが「ロールキャベツ(著・森沢明夫)」だった。これはつまらなかった 笑
大学で偶然つるむようになった5人が「チェアリング部」を結成し、チェアリング(椅子を用意し、任意の場所でリラックスして過ごすこと)をいろいろな場所で提供することで成長していく──みたいな話だが、5人が抱える事情が重すぎて、こんないろいろ抱えたメンツがたまたまそろうわけないだろ!という気持ちになってしまった。
そしてそれらすべてがきれ~いに解決して、ついでに恋愛要素も盛り込んでハッピーエンド、という結末に現実味がなく、なんというか終始 (笑) みたいな気持ちで読み進めたのを覚えている。
次に始まったのが「森田繁子と腹八分(著・河﨑秋子)」。これはおもしろかった。
主人公・森田繁子、職業農業コンサルがさまざまな問題を抱える農家に足を運び、解決したりしなかったりするお話。小説欄の短い文章で毎日予想外の展開が起きる。登場人物のキャラクターも「あ~いるいる農家にこういう人」というものばかりで感情移入しやすかった。
河﨑秋子さんは今年「ともぐい」で直木賞を受賞。そりゃおもしろい文章書くわけだ……そして今調べていたら過去の著作も読んでいた。

bookmeter.com

十勝在住で執筆しているらしい。「ともぐい」も読まないとね。
そして現在連載中なのが「一橋桐子(79)の相談日記(著・原田ひ香)」。この方、「三千円の使いかた」の人よね。
これがまあ……私には合わず……とにかく内容に波がなく、登場人物のキャラも好きになれない。ようやく物語が動き始めた感があるので期待したい。
今日は主人公・桐子が「ええええ!!!!」って言ってたんだよなあ……なんというか、小説でこういう言い回し、好きになれない。
でもこちらもTwitterと同じくついつい見てしまう 笑

夕方の作業をこなし、帰宅して料理。
この日は……豚ひき肉・キクラゲ・春雨の甘酢炒め、かいわれとちくわのサラダ、レトルトのハンバーグ、もやしナムル。
酒徒さんのレシピを参考にしようと思ったんだけど、手持ちの材料と調味料がうまく合致しなくてオリジナルみたいになっちゃった。味はめちゃおいしかったのでモーマンタイ。
かいわれとちくわのサラダは白ごはん.comから。あっという間にできていい箸休めになる。

www.sirogohan.com

私はずぼらなのでね、市販のドレッシングをかけてます。
お腹ぱんぱんになり、夜ごはんのあとはブログを更新して就寝。

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今日は疲れちゃったから……夜ごはんはコンビニで買ってこようかな。
それではまた👋