和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0409 / 雨の中で高等登録

こんばんは。今日は暖かくてよかった~!ドライブ日和🚙
夫に牧場をお願いして日中遊びに行ってきた。これと温泉、義実家への帰省、実家への帰省と遊びつくしてあとは出産まで引きこもりだな。笑

◆4月9日(火)
朝から雨が降っている。この前の日、牧場を訪れた方に「明日大雨なんですって?」と聞かれ、「えー!うそですよぉ降らないですよぉ」となんの根拠もなく答えたのだが、予報は雨になっており、予報通りに雨が降った。
雨はやだなあ。せっかく雪解け水がひいてきたのに、またぬかるんでしまう。

この日は「高等登録」というものが予定されていた。
黒毛和種は「黒毛和種であること」が大事になるので、人工授精をしたら必ず使ったストローを見ながら精液の名前を確認して記録し、生まれたら身体をチェックして黒毛和種として登録できるかチェックする。白斑があったり、乳頭が癒着していたりするとダメで、和牛として認証してもらえないのだ。お父さんもお母さんもちゃんと登録済みの和牛であっても、気まぐれな遺伝子の発現で子どもが和牛として認められないことがあるって、不思議よね。
純度100%の和牛として生まれた子牛はみんなこの最初のチェックを受け、「子牛登記」というものを発行してもらう。そのうちお母さん牛としてデビューする牛は繁殖できる時期になったらあらためて「基本登録」をして、さらにその中で好成績をおさめているお母さん牛は「高等登録」ができるというシステム。

cus4.zwtk.or.jp

高等登録取ったからといってその産子が高く売れるってわけでもなく、正直「箔がつく」というイメージなんだけど、高等登録を取ったお母さん牛の娘牛は優秀だと実証されているとのことで、M牧場でも積極的に残していきたい。
前置きが長くなってしまった。この日は高等登録の条件を満たした牛ちゃん(写真)を連れて会場へ行き、他の地域の牛ちゃんとまとめて審査してもらった。
私は社会科見学として同行。ほかの農家さんの牛見る機会あんまりないし、子ども生まれたらそうそう来られないだろうから……
審査員の方が栄養度や体高、胸囲、顔つきなど細かくチェックして点数をつけてくれる。M牧場の牛ちゃんは無事条件をクリアし、高等登録をしてもらえることになった。
この日会場に集まった牛は全頭合格!よかったよかった。
こういう風に地域ぐるみで良い牛をピックアップすることで、改良が進んでいくといいよね。
それにしても寒かった……屋根の下ではあったけど、ほぼアウトドアだったもので……
すべての審査が終わり、夫が先に車戻ってていいよと言ってくれたので秒でお言葉に甘えて車に乗った。笑

お昼ごはんはコンビニで。脱グラタンしようと一度はお弁当を手にしたものの、「照り焼きチキングラタン」という文字に負けた。笑
夫はカツカレーをかきこみ、会場から戻ってきた牛ちゃんを牛舎に戻してくれた。もーほんと働いてもらいっぱなしで感謝感謝。
午後、買い物に行こうと思ってたけどあまりに天気が悪くて断念。冷蔵庫と冷凍庫をひっくりかえせばなんとかなる……たぶん……

夕方の作業の頃には雨が雪に変わり、もう勘弁してくれ~という気持ちに。
雪の方がびしょびしょにならなくていい……のかなあ。この時期の雪だとそうも思えないね。
帰宅、身体が冷えに冷えた感じがして、お湯をはって湯船につかる。気持ちいい~~~~お風呂大好き~~~~🛁
夜ごはんは野菜スープに冷凍の水餃子をインしてメインとし、レトルトの麻婆豆腐と塩もみしたかぶでなんとかした。意外となんとかなった。

夜ごはんのあとはブログを更新し、オンラインショッピングをして就寝。

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明日がんばればバカンスだ!!!!なんとか乗り切ろう。
それではまた👋