和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

0412 / クリ~ムボックスで牛乳をおいしく

こんばんは。最近どうも風が強くてよろしくない。
今日は酪農界のピンチについてちょっと書いている。

◆4月12日(水)
やっと水曜日。今週は長い気がするな……
午前中は獣医さんを呼んで授精してもらったのと、リフォームの打ち合わせ。
お昼は稲田俊輔さんのレシピでほうれんそうの「だけスパ」を!普段はフライパンで適当に茹でているパスタを、お湯たっぷり塩分しっかりできちんと茹でてみた。
茹で上がる2分前にほうれんそうを投入し、フライパンでじわじわ溶かしておいたバターと和えればそれだけで絶品パスタに!最高。
あえてタンパク質は足さず、もりもりのサラダチキンをおかずに添えた。おいしくできて満足。

午後はおやつづくりリベンジということで「クリームボックス」を!
レシピは「ぼく」さんのブログから。

www.bokuno.work

酪農家の窮状に言及してくださっていてとってもうれしく、普段生乳を飲まない私もなにかしらアクションしなければ!ということで作ってみた次第です。
現在、酪農家は本当に大変な状況にある。簡単に言えば、収入が激減して支出が激増しているのである。
主な収入は乳代で、その単価はそこまで変わらないんだけど、問題は雄子牛の価格である。乳を搾れるのは雌だけ、でも生まれてくるのが必ず雌とは限らない。
生まれた雄子牛は市場へ上場し、肥育農家が購入する。その価格が暴落して10分の1とかになってしまっている。今は少し回復したけど、まだ前の水準には到底追いつかない状況。
一方で、ほとんどを輸入に頼っている飼料は高騰している。燃料や肥料も同じく。
普通なら「もっと頑張って搾乳して乳代を稼ごう!」となるんだけど、飲用乳は供給過多の状態で、国が生産にストップをかけているという詰み状態。
にっちもさっちもいかなくなって離農を選択する農家も増えていて、酪農のメッカである道東で臨時の離農セール(離農して飼い主がいなくなった牛を売る市場)が開催されるくらいになっている。牛が生まれてから乳を搾れるようになるまで2年かかる。この離農ラッシュの影響が響いてくるのは2年後だ。

想像してみてほしい。給料が20万から2万になる世界線。かつ、お米が5キロ3,000円になる世界線
せめて、たくさん牛乳を消費して酪農家が気前よく搾れる状況になってほしい。

ちょっと暗い話題になっちゃったけど……
このクリームボックス、めちゃくちゃ簡単だし練り混ぜてるときの化学反応感がおもしろい。
味も優しい甘さでおいしく、ぱくぱく食べちゃう。今回は生食パンに乗せたけど、こんがりトーストしてから乗せても絶対おいしいやつ。
たのしいレシピをありがとうございました!ここ最近のレシピもおいしそうなものばかりで、トドックで魚肉ソーセージ注文しちゃった 笑
ぼくさんはTwitterでメチャかわなイラストレシピをよく拝見していたのだが、ブログにもレシピを載せてくださっているのを知ってとてもうれしい(レシピは文章で読みたい派なので……)。

というわけでおいしいおやつを食べ、スプラでボロ負けして不機嫌になり、夕方の作業を終えて帰宅、お尻トレ、腹筋、シャワー、料理。
この日はキムチ鍋とミニマルポテサラ。簡単おいしい、ありがたい。
夜ごはんのあともスプラをプレイしたけど調子悪くてしょんぼりしたまま就寝。

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今朝のJアラート、怖かったねえ……
それではまた👋