和牛のいる生活

北海道で牛飼いの勉強中です。

最初で最後のホストクラブ

こんばんは。写真は5~6年前に行ったホストクラブの看板。笑
最近よくTikTokでホストの子の動画が流れてきたり、Twitterでホス狂いをやってる子のツイートを流し読みしたりする。「明日、私は誰かのカノジョ」も毎週ちまちま読んで読破した。
そしていつも「私もこの中にいる世界線、あったな」と思うのである。

写真の日、私は後輩ちゃんを2人連れてホストクラブに足を踏み入れた。
正確に言えば、ホストにどうしても行ってみたい後輩ちゃんがいて、彼女が私ともうひとりの後輩ちゃんを誘ったというプロセスになる。
蝶よ花よとかわいがられることを期待して座った席で、私は「めっちゃ赤好きじゃん!w」と開口一番にいじられ驚いた。赤いコートの下に赤いセーターを着ていたからしょうがないと思うけど 笑
その後もちやほやされることはなく、私たちの関係当てゲームとか、本当に実のない話ばかりして「初回」の時間は終了した。
途中誰かがシャンパンを入れたらしくパトランプが回り始め、卓にいたホストが全員「ごめ、行かなきゃ!!!!」とそそくさと移動して面食らったのを覚えている。

そして退店時間になり、「送り」を決めてほしいと言われた。
かわるがわるついてくれたホストの中からひとり決めて呼び戻すことができるらしい。私は悩んだ末にいちばん普通っぽかった人にした。
「わ~~~ありがとー!!!」と戻ってきた彼に手を差し出され、どうすればよかったのかわからなかった私は彼の手を握った(※実家では、だれかがポンと手を出すとだれかがそれをパッと握るというムーブがよく行われていたため)。
本当は荷物を持ってエレベーターの前まで送りますよ、ということだったらしくめっちゃ笑われた記憶 笑
だってさあんなちっちゃいバッグ、持ってもらおうなんて思わないじゃない!!笑

なんだかよくわからない時間を過ごして、「これ寂しいときだったらハマるな」という結論に達した。だってなんか、ナチュラルに距離詰めてきた人いたし。
私は当時もう今の夫と付き合っていたからお酒を飲んでおしゃべりする相手がいたけど、そうじゃなかったらホストとLINEを交換してまんまと2回目3回目と足を運んでいたかもしれない。
欲に弱い私、あっという間に違う人生歩んでただろうなあ。

すすきのの目と鼻の先に住んでいながら、あの街を満喫しきらなかったのはちょっぴり後悔。
それは学生時代をろくでもない彼氏(≠夫)に捧げていたからなのだが、よかったのか、悪かったのか……
もし人生のどこかに戻れるなら、ろく彼と付き合う前に戻って思い切り「女子大生」を楽しみたいな。

それではまた👋